成城九丁目から仙川の流水へと、右に緩くカーブして下る坂がある〜
途中のこんもりした森は観世音堂で、この季節は深い蔭をつくっている。
道から石段を上がり、鳥居をくぐると境内は奥に向って静寂の気が満ちている!!
真っすぐに進んだ突き当たりの正面には本堂があって、境内には銀杏の大木が数本天に向って延びており、晩秋に訪れるとギンナンを収穫できる。
本堂奥の裏山は墓地のある場所で、ガキ共が時々はキモ試しをしている。
左側のお堂は能楽堂なのか、この坂道を下る時に何度か笛や太鼓の音を聴いている。
道沿いの石垣の上からは、木立の間からガクアジサイが顔を覗かせている〜
環境のせいか淡い色彩をしている、もしかしてヤマアジサイかとも見えるのだが・・。
ー2年前の夏の夜10時頃にこの前の道を通ると、辺りは暗く鳥居の石段横に自転車が2台ころがり、人影は無かった。すると急にバタバタ々と墓地の方から足音がして、坊主頭の中学生2人が「マジ〜恐えぇ’〜」と飛び出して来た・・ー
【場所】成城九丁目の斜面・・
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