踏み切りで目の前に瞬時に遮断機が降りて来るように〜
人で賑わう下北沢の街にも、早々と夜が降りて来た・・・
予想より暗く写って見える場面は、未だ夜が始まったばかりの時刻、
景気悪化と社会状況の厳しい2008年末の冬を表しているのか!!
下北沢駅ホームの東端から見るこの踏み切りは、上り下り4列の線路があって、南から北へと北から南へと、多くの人達が渡る利用度の高い通り道として知られている。
踏み切り前で電車の通過を待つ人達のスタイルも様々で〜ポケットに両手を入れている奴!マフラーを巻き帽子を深くかぶる奴!下げたショルダーバッグを蹴り続ける奴!自転車のベルを鳴らす奴!イライラ足踏みする奴!!!!遮断機の黒&黄色のバーが上がると同時に、皆が一斉に踏み出して前進する〜線路のレールは商店の明かりを反射して磨かれたばかりの様に輝いて光る。
駅北口のトタン屋根が低く連なるマーケット内から、白い何かが人の背後から追いかけて南へ渡って行く・・。
ー踏切りマニアの自分が少し離れた駅ホームからレンズ越しに見るのはズルイ気が〜
やはり目前を電車がガタリ、ゴットン,グワー、ゴォーと鉄輪の響きと車体からの風圧と匂いとを蒔き散らして、走り抜ける迫力が好きなんだから・・ー
【場所】小田急線,下北沢駅
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