今日の一日がゆっくりと、この街角の花屋あたりで静かに暮れて行ったが〜
道の向いにある信用金庫の屋上にのぞく空には・・・
未だ青々とした午後の明るさを残しており、
やがては夜の時間に没する寸前の街を、見つめている!!
花屋の時計(装飾鉄柱を土台にした)は駅が大改築される以前から、駅前のサインポストでもあったから、当然の事にそんな曖昧な明暗の変化を、数字で正確にカウントしてこの街に訪れて来る人達に教えてくれていた。
この日も休みなく文字盤の面をカチコチと動き続けた針は、今【5:17】を指している。
勿論の事に商売であるのは分かっているものの、何処の街にある花屋も季節を先取りして人々に知らせることが使命でもあるかの様であり、この冬のモノクロームの商店街に一足早い春色の花々を鉢に咲かせて並べてあった・・・。
ーこの花屋の右隣りは、軽食&Cafe'の店になっている〜
両店の間は透明ガラスの仕切り壁で、飾った花のレイアウトが借景として・・
そのまま2店舗共通のシースルー関係が出来ている・・・ー
【場所】祖師谷商店街
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