調布からのバスが、暮色をこの成城の街に届けに来たのか〜
そうとは言わないまでも、明らかに暗さを連れて来たようだ。
乗客達は駅前角の薬局の手前にある終点で降りると〜
皆が黒い影に変身して、足早に街の何処かに消えていった!!
バスの終点にはプラタナスの大木が数本あって、薬局との間を歩くには邪魔な存在でも〜
春・夏・秋には頭上に葉がびっしり繁って、大きな日陰を作ってくれている。
駅横にある飲食店が集まるビルの1階は、文房具屋とフラワーShopになっているが〜
駅裏へと曲がる細道の入口でもある。焼き栗の屋台が反対側の角で営業していて、風に吹かれひるがえる赤い旗や焼けた香ばしい匂いは、下町の横丁を思わせる情景だ。
ー花屋の横からエレベーターで昇る3階には「鳥ぎん」がある〜
3年前までは窓から、釡めしを食べながら成城駅ホームの全景が眺められる場所だった、
今は新駅の壁しか見えないから、焼き鳥は美味しいが昨年は一度も行かなかった。
銀座は文春画廊の横丁のある本店に、何だか急に行きたくなってきた・・ー
【場所】成城駅の前&横丁
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