この日は春の嵐と呼べるのか、2階アトリエから眺める窓の外は〜
暗さを次第に増し、暗幕がズン’と天空から降りた如くの光景で・・
そのドス黒い暗幕は、家々の屋根の上スレスレまで降りて来ており、
あとわずかばかりとなった茜色を、更に無情とばかり圧縮していた!!
立春も過ぎたし、春一番も確認されたりで、二三日連続して暖かな陽気だったのだが〜
この日は午後を過ぎてから,北風が吹き荒れはじめると、家の中までもが・・
空気が急激に冷えびえとして来たのだった。
2月も中旬を迎えて自宅の界隈のあたりでも、バス通りから離れた奥の方にゆくと竹林があったり、大きな農家の敷地にある梅林この写真を見る
では満開の状態になった。
枝が揺れるから近くにゆくと、梅の花の間からメジロが数羽あらわれて、枝から花,花から枝へとめまぐるしく俊敏な動きで飛び跳ねていた。
ー梅の花が咲く頃は、フキノトウが顔を見せる季節なのだ〜
以前に郊外で暮らしていた時は、家の裏手にフキがいっぱい成ったから・・
好物のフキ味噌を作って、その芳香を毎食の様に味わっていたー
【場所】自宅の窓から
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