先日の事、八戸(青森)に帰省した知人が〜
南部せんべいをお土産に買って来てくれた、
個人的に思い出の沢山つまった味であり・・
それは、とても懐かしい煎餅なのだ!!
私の母は函館の出身でも青森に四五人の姉妹が居たから、その家族が夏休みになると子連れで次々と入れ替わりで上京する事もあり、特産品のスルメや昆布、リンゴや煎餅を、その度に土産にと持参したのだった。
子供の頃に住んでいた根津の家には常時、この紙筒箱と竹で編んだ手付きのリンゴ篭が部屋のどこかに、必ず置かれてあった事を今もはっきりと覚えている。
今回お土産に頂いた紙筒箱には、胡麻を一面にまぶした塩風味と〜
砕いて香ばしいピーナッツの少し甘い味の南部せんべい・・2種類が入ってあった。
ー南部せんべいの由来は〜その昔にお腹をすかせたお殿様が来た時に、
とっさに蕎麦粉を練って火にかけ、胡麻をふって食べさせたらば・・・
素朴な味を大変気に入られたそうな。
今は小麦粉で焼かれて種類も色々とあるものの、その独特な風味は変わらず残されているー
コメント