いつも乗るバス停に来ると誰も待つ人は居なかった〜
出て行ったばかりで索漠とした空虚感すらそこには漂っていた、
ただ待つのも癪だから大崎橋へと歩いて目黒川の流れを覗きにいった。
家では洗濯機の人工的な渦もしばし眺めてしまうほどに〜
水の流れと水音の景色が好きなのだから・・!!
目黒川沿いに歩いてくると、白い小橋があって植え込みも造られてあり川辺の公園になっている。高層ビルがいつの間にかと思うほどに幾つも建っており、その足元を山手線と埼京線が大崎駅に向い駆け抜けてゆく。年間に何度か訪れる五反田の街でも、池上線の下を潜ってこちら側に来た事は今迄でも滅多に無かった。
10年のタイムレベルでは無く、2〜3年で街景の変化が進行しているのを実感する。
池上線高架橋の真下に来て見上げても、何ら面白くも無く・・三角四角と鉄骨を組みあげた構造が手前の目黒川を越えると、ず〜っと次の大崎広小路駅に向って蛇腹の如くにカーブを描いて延びて行くのが見えるのだけなのだから。
ーバス停に戻ろうとすると、ふいに現れた中年と10代の2人の女に駅への道を聞かれた、
二言三言の会話で、この街を全然知らない2人だと云う事が分かったが・・
何も持たず部屋着のままで、寝て起きたかの様なスタイルなのだ???
では何処から来たのか・・少し疲れた様子だが〜私も何だか急にぬるい疲れを覚えたー
ここは’〜大崎橋近くの目黒川沿い・・
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