これを文字で表現すれば鬱蒼の2文字になるだろうと〜
丘の濃厚な緑の森に向って近づいてゆくと・・・
実篤公園の入口だった、その溢れるばかりの木々の間からは、
色鮮やかな紫陽花の一群が顔をのぞかせていた!!
【実篤公園】〜カボチャ絵で知られた、武者小路実篤が晩年の20年間(昭和30〜51年)この地で生活して過ごした邸宅の敷地を公園として無料で公開している。
武蔵野の自然環境が現存する園内は、約5,000平方メートルの広さがある。
園内には水源となる湧水もあって池では鯉の泳ぐ姿が見えているし、また数多くの野鳥達が飛来する光景をも見る事が出来る。季節の花々が〜梅、コブシ、桜、フジ、椿、アジサイ・・と咲いて近隣の住民からは憩いの場所として親しまれている。
【実篤記念館】〜は実篤さんの生涯の記録と生活&活動とを展示してあり・・有料。
10年前に下の入口門から訪問しているが、同じ時代の作家達との交友録、絵画&書、原稿&手紙、美術工芸品などを所蔵してあって、その活動範囲の広さが浮かびあがってくる。
ー実篤さんの難渋でガンコな容貌の中に憎めない童心を感じる〜
その昔は彼も、この近くの竹林や畑の同じ道を歩いていたのだろうと思うから・・ー
ここは’〜調布市若葉町-1番地
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