上野の仲町通りには清楚な白亜のビル建物がある〜
おそらく昭和初期に建てられたビルなのだろうと思うが、
同じ通りにある堺屋酒店ビルは大正時代の建築であり・・
自ブログの2年前にエントリーした迫力は今も変わらずにある!!
黒沢ビルは道沿い1階の壁面は石造りで渋く重厚だが、2〜3階は白に近い淡く明るいペイントで仕上げられてあり、スタイリッシュな容貌をした・・登録文化財なのです。
窓の小屋根を見ると、小人の三角帽か木の実のようで、何ともキュートなカタチをしている。
黒沢ビルは昭和6年の建築で、モダンで古さを感じさせないスタイルを持続している。
ビル入口の表示看板には、地下にクリニック、1階ー眼科、2階ー歯科、3階ー花の教室〜と現役で可動しているビルである事がはっきりと分かる。
ビル正面入口のフレームは鉄材の装飾カバーがされているが、細かく手の込んだデザインが施されている。また屋上から樹木が枝を拡げて緑陰をつくる様式は、現代の屋上緑化の先き取りが、かなり以前から黒沢ビルでは行われていた歴史を知る事になる・・。
ーこの通りは江戸から昭和初期の浮世絵や文学にも描かれた、賑わった界隈であり〜
その名残りは「道明」「薮そば」「蓮玉庵」・・などの店が現存する街なのですー
ここは’〜上野二丁目仲町通り
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