成城にエッシャーの家があったなんて〜
少々早とちりな観察ではと言われるのを承知の上で、
それなりに見えなくもないのではと思ったから・・
カメラを向けシャツターを押した!!
成城駅の南口からバス通りを来ると、道沿いに建設会社のビルが建っている〜
そのビルの角を曲がった裏側にあたる所に、ごく一般的なこのモルタル住宅が数軒ばかり隣り合って建てられていた。
一旦ゆき過ぎてから何かの引力を感じて戻ると、それは左右反転の家が集合した光景であり、エッシャーの画集にある『階段の家」「上昇下降」を思わせる内と外、階段と回廊と無限循環するような家の造りを見るようで、軽度の目眩を覚えた。
【エッシャー】20世紀のオランダが生んだ鬼才の版画家として知られている。
不可能な構造や、無限を有限としたり、エネルギーの法則をくつがえす等の不思議を描いた画家。また「だまし絵」の手法で、鳥や花の実像と影が入れ替わったり、内と外の変容を得意とした。
ー1つの設計デザインをコピー&ペーストして反転させ、幾つか並べ誕生させたのは〜
住宅販売会社がコストを考えた結果の産物だろう。1つの物が連続して増殖する概念は、エッシャー的でもあり、現代社会その物でもあると言えるのでは・・ー
ここは’〜世田谷区成城−2丁目
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