樹木の繁る大きな屋敷が建ち並ぶ辺りの角を曲ると〜
両側の庭木が一直線に緑の壁をつくる道の彼方に・・
明るい玉子焼き色の家が、ふわり’と現れた!!
この家の近くに来ると、今度はロールケーキにイメージが変わった。
この建物の一番の特徴である東南の角の円筒形をした1&2階が、色からもロールケーキの柔らかな暖かさを思い浮かべてしまうのだった。
室内に於ける筒形の空間は、住む人に寛ぎを与えるリビングスペースなのでしょうか、東に向いた玄関から左上階に一つだけある円窓と屋根瓦が和風のテイストを見せている。
当然の事に住む人達の要望を取り入れた部屋の構成であり、住居造りである事は間違いなく、筒形のカーブする空間と他の部屋との境界を行き来する日常に、自分達が手に入れた空間を確認して何気ない楽しみを覚えるだろう・・。
◆円筒形の2階が他の屋根よりも一二段高いのは、屋上スペースがある事を予感させる。
きっとあるでしょう円状に囲まれた寛ぎの天空スペースが・・◆
ここは’〜世田谷区祖師谷四丁目の一角
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