秋色に染まった川沿いの道をゆくと〜
ズズズンと吹奏楽の音が辺りの空気を震わして聴こえて来た。
それは金網で囲まれた学園のグランドの奥の方で〜
一列に並んだ高校生達のブラスバンドが・・
リハーサルをしている最中の音だった!!
秋でも薄曇りで立体感のない今日の空の下・・グランド上にはスポーツする生徒の姿はなく、楽器を手に演奏するブラスバンドの列は、分散したり集合したりターンしてくるりと向きを変えたりしながら、移動しつつ整然と行進していた。
ブラスバンドの列は男女学生が混在していて、指導者の号令に従って同じ曲のフレーズを、また同じ動きを何度も繰り返してやっていた。
それは曲のテンポと動作のタイミングのバランス調整をしているのだろう〜
こちら側から見ると学生達の様子は、あやつり人形かロボットが操作されているように映っていた。
◆秋はどこの学校でも、毎年恒例の体育祭&学園祭の季節となる〜
楽器の発するナマ音が、校舎にぶつかり反響してグランド上に拡散してゆく◆
ここは’〜世田谷区成城学園グランド
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