どうなっているのかな’とソワソワする気持ちを押さえながら、祖師谷の閑静な住宅街の見覚えのある角を曲った。
少し進むとそこに周囲の家々とは別次元のオーラを発生させている、この赤い鉄の家は待っていてくれた!!
赤い鉄家の玄関前の花壇では今年の不順な天候であっても、春を知らせる緑の草木とカレンな花が咲いていた。
こんもりと膨らんだ緑のボリュームの中央からは〜スルリと伸び出た枝先に、薄紙のような淡いピンクの花がポポポと咲いている・・花水木なのか。
鉄家の事は自ブログの昨年2009.3.26「赤サビ美邸の迫力」としてエントリーで初登場させている。それ以来いつも気になる存在であり、今回一年ぶりの対面でも赤サビの迫力を持続している容貌に変化は無く、花と緑がボリュームアップを見せていた。
一見すると鉄のカタマリの外観からは捉えづらいけれども〜鳥の眼になってこの家を眺めれば玄関の開口部から巻き貝状に室内が展開してゆくフォルムが見えてくる。
◆屋上で黄色く咲くのは菜の花でしょうか〜鉄の赤サビを建物へと美的に変容させた知性と・・ユニークな住居として生存する事が素晴らしくて、感動します◆ー世田谷区祖師谷四丁目の住宅地区ー
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