ホーム際／車中窓際

　

住み暮らす街から都心へと外出するとなると成城駅から小田急線に乗車する事になる〜駅でSUICAに野口英世を投入して改札にかざすと￥１８００表示されたから・・都内を一巡して帰るには充分と思ってホームに降りる階段口に向った！！

成城学園前駅は地下ホームの発着だから〜新宿に向いた出口からの外光が・・レール上を伝って眩しく射し込んで来ている。

朝から晴れた午後２時のホームには、老若男女の数そこそこが待っていて・・間も無くやって来た電車は、小田急線と乗り入れている千代田線のつるりと磨かれた車輌だった。

都心へと東京環状八号線を横断して疾走する窓際に立つと、車内は明るい外と反比例して暗く・・ケイタイ画面を見つめる乗客の髪を、天井から吹き流れる冷気がゆらした。

◆自宅前の道から駅へとバスの後部シートに座って来た〜窓際の上から弱冷房の風が首筋をチロロと触れて来たけれども、クーラーを必要とする程の暑さではなかった・・この日◆

ー小田急線、成城駅ホームから乗車するー