アトリエで自分が座る所にある窓のフレーム内では、
下半分を占める屋根の連なる街の景色と〜
上半分に広がる空の分量とが毎年変化して・・
空の領分のほうが少しずつ、いやドンドンと削られてゆく!!
空の領分が縮小した地点は家からは東の成城八丁目に当たり〜
昨年と今年にかけて完成した10階前後のマンション等の集合住宅の幾棟かは・・
周辺の家々を見下ろすように颯爽と聳えている。
白黒ツートンのこのマンションは一足早く新築なった都営成城住宅の隣接地に〜
後を追って建設されて完成しており、販売&広告宣伝の最中でもある。
道路も新設なっているけれど不況の中で苦戦しているのか〜住人の気配は未だ希薄であって、建築物としての存在だけが高級な表情を浮かべている。
ところで成城郵便局通りの新築なった成城住宅を見ると、上階の6〜9階の窓にはカーテンは無い状態だ。 入居した旧住人の皆さんが下の階で生活する横の空き地では〜第二次工事の鉄骨が組まれていよいよ作動し始めた。
◆六月も中旬を過ぎてから高温と多湿のじめつく陽気が四五日続いて〜何となくウッ状態だったが、この日は青空が爽やかだった・・◆
ー世田谷区成城8丁目のあたりー
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