梅雨の晴れ間に、ゆるくカーブする裏の道をくると・・
夏野菜が育つ畑の先きに見慣れない家が現れた。
二人の男の子が新築なった家の横で遊んでいるが〜
それは華美な装飾をカットした丸ごと木造りの家で・・
横使いに組まれた板目が特徴の壁面Designが新鮮に映った!!
* * *
一見すると積み重ねた大量の木材を、家一軒分だけ和菓子の羊羹のようにスッポリ切り取って〜この場所に運んでそっと置いた・・そんな安直な連想が浮かんだ。
切れ目の無い一枚板で壁の端から端まで張り通す事にこだわりが有り〜北に向いた玄関の小屋根(庇)に神経を使った仕事が見受けられる。
ここから眺めると、1&2階に四角で小さな窓が数個しかないけれど〜南側の1&2階は大きな開口部があるようだ。黒いフェンスが見える2階にテラスが設置してあるのは確実で・・屋根の変形には何か楽しみの造作があるだろうと思う。
◆第一印象は丸ごと木材で作られた、箱根細工の木箱だった〜
そう思って見ると、持ち運ぶ為の突起部が屋根上にあるのだった・・◆
【調布市入間町の裏道・・】
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