[Rappo' Land blog]

七月終りの並木道

七月最後の今日は週末の土曜であり〜
隅田川では花火大会が行われると・・
朝のTV番組で浴衣姿をした女子アナが
スカイツリー情報と共にレポートしていた！！

この日は朝から空模様がくるくる変わる、尻軽な天気となった。

薄曇りで明けた朝方だったが、午前中でカンカン照りとなると暑さが急上昇した。
昼食が過ぎた頃から雲の範囲が広がりを見せ始め〜昨日や一昨日のように雨が降って来そうな気配になった。

何だか急に突然（いつもの事・・）銀杏並木に行きたいと・・思う気持ちが膨らんだ。
成城の街の上を怪しい斑な雨雲が漂っているが、気にする事無くペダルを漕いで表＆裏通りを渡って走ると・・並木に到達した。

並木では不思議な事に爽やかな風が吹いていた〜今日で七月が終わるのです。

◆並木道に来るのが３時を過ぎたのは、猫好きな訪問客が居たからで〜
　その女性は六匹のロシアンブルーを飼って生活していると話していた・・◆

ー成城大前のイチョウ並木通りー

猫と鉄階段の夏

夏になると猫の「空」は鉄階段でゴロ寝する〜
階下の店から２階へとあがる階段の鉄板の上で・・
軟体動物のように毛の全身をぐんにゃりさせていても、
そのアンテナ耳は人間共の会話にピッピ反応する！！

猫の｢空」は寒い冬の季節には、ちゃんと暖かな場所を捜し出して確保する。
世界各地で猛暑となった今年七月は、やはり暑かったのだろう〜
アトリエの木のフロアに頭から尾の先まで伸ばし切っていた。

この写真の場所も好きなポイントで〜
階下の店のクーラーで冷たくなった鉄階段にペタリ密着すると、
高い所からガラス窓の外をゆく車やバスや散歩の犬や・・・
訪れる人間の動向をじっと眺めているのだ。
そして時々は大きな欠伸をしたり、ンニャーと泣き声を発したりしている・・。

◆二三日前から昨年の写真整理をしているが、スムーズにはゆかない〜撮った時と読み込んだ日付で迷うし・・500MBの写真データーを700MBのCDに焼こうとすると、容量不足となって作成出来ない？？どうして・・◆

ーcraft salon [TE to' TE] seijo 店内ー

カンナの記憶

カンナの花は〜
夏から秋にかけての日照りの中で
めげずに堂々と咲いている
大きな葉は芭蕉の葉に似ていて・・
花の色は一般的に赤か黄色であり
とても鮮やかなのです！！
＊　＊　＊

ランチ時になると賑わうレストラン駐車場の外周にあたる小径には〜黄色いカンナの花が、他の草花に混じって１0数メートルの奥まで並んで咲いていた・・七月のこの猛暑の中で。

自分が記憶して覚えているカンナの花は・・すべてが紅色or赤色だった。

Fussaの横田米軍基地のフェンス囲いの・・道端で咲いていた紅いカンナの花・・
立川基地の長いコンクリート塀沿いに・・点々と咲いていた赤いカンナの花・・
だからカンナの花イコール赤い花の記憶なのです・・。

◆夏になると思い出すのは〜立川駅から乗った青梅線の車中から何度も見ていた〜
西立川〜中神駅あたりの線路際でゆらり揺れていた赤い花の光景なのです・・◆

ー調布市の自宅近く・・ー

避暑地のハウス？

急坂の下方に避暑地の家を思わせる閑静な住宅はある
高い生け垣が外部からの雑音を遮断している・・・
堅牢な石柱と鉄門のOPENから玄関へのアプローチが見えている
白い窓のX絞りのカーテンルームから緑の庭が眺められる
ここは成城地区の橋の一つ、稲荷山橋から近くの辺り！！
＊　＊　＊

夏ミカンが実るイエローグリーンの家は、路上から平屋造りに見えるが〜後方から密着した二階屋の姿が覗いている・・。

石柱門を入るとパーキングが２台可能なスペースがあって、右の端からひょろりと高い枇杷の木が枝葉をひろげて庭内にその影を落としている。

坂途中の雑木林公園から、ここへと来る迄の道沿いに数軒の家があり〜その全てが避暑地にあるハウスを思わせる洋館であり・・その一軒一軒が違う住宅の造りをしている。

◆この家から南に成大のラグビー場があって、練習するざわめきが伝わってくるのだが〜
いつもフェンス横を通ると、ガザッといる部員達の足元にアルミのヤカンが転がっている・・
この日は休日だったのか静かだった◆

ー世田谷区成城七丁目ー

粋な石積みの家

　　　　　

　　

武蔵野の深大寺の方向から来る野川の流れ〜
その流れを渡って成城と喜多見を結ぶ神明橋が架かっている
成城側の川沿いにはNewな住宅が建ち並んでいるが・・
家の間から小径を曲がってゆき崖へと至る手前の所に
この石積みのシックで粋な家はあった！！

玄関前の小径は川へと傾斜しているから、石積みは自然な形状の高低差が出来ている〜それは根気を必要とする作業だと想像ができる。
たとえば専門家に依頼せずに自然石の丸三角四角などの大小を工夫して〜自分好みで積んだとしたら楽しかったんだろうなと思う・・何ヶ所かにそんな部分が見られるから。

家人は古種のバラを愛好している人でしょうか平屋建ての家は〜外の道とのパーティションを考慮した枡形で木組みした蔓を這わせる棚が・・この家を守るようにカバーしてあるのです。
この家全体の雰囲気からは独自な生活の感性が、漂い、伝わって、くるのだった。

◆川辺に近いこの場所で、自然石の塀と豊富な草花を植えて〜
季節の花々を絶やさず愛でる日々の暮らし方には・・シックな粋を感じた◆

ー世田谷区成城四丁目の野川の近くー

鉄の扉Design

成城でも緑の深い崖斜面下にあるこの住宅。
西洋瓦の屋根、レンガの壁、自然石などを使った西洋館〜この或る種ゴージャスな洋館造りの建物を引き締めているのは、正面入口と横から上階へとゆく外階段に設置してある・・
Designされた鉄の扉なのでは！！

ハンディーハンマーの鉄装飾は、入口の小屋根部分や照明器具、窓辺とか・・または階段の手すり等にも効果的に使われていて、楽しく住み暮らす事を実現している。

熟知したガーデニング愛好家の手が加わっているのだろう〜
自宅の窓辺や壁を蔓バラ等の花植物で飾るだけではなく・・
前の道を通る人に対しては、ビヤ樽タイプの花鉢を幾つかバランス良く並べてあった。

◆このゴージャスと呼んだ家は、夏はコッテリ感が少々うるさいから〜
　　　　　　夏の終った頃の秋口から冬を迎えた季節がとても似合うだろう・・◆

ー世田谷区成城四丁目の崖地ー

家を洗う

ぶらから歩いて来たから、もうこの家の先を越えると坂になるだろう。
そして雑木林の公園に侵入する辺りに差しかかると〜濡れた路上に長いゴムホースが散乱しており・・数人の男達がその家を洗っていた！！

作業するのは勿論ハウスクリーニング専門の人達でしょう〜このじめつく季節のそぼ降る雨に道路も家も公園も・・じっとりと濡れそぼっている中で。

２０年以上前の過去に友人のクリーニング作業を・・手伝った事があった。

それは個人住宅ではなく、大企業の工場とかアメリカンスクール等の、冬や夏の期間だった。その時の経験では雪降る寒い冬の日よりも、暑い夏の日の方がかなり厳しかった事を覚えている。

◆そう言えば、その時に使っていた窓拭き道具のスクージーを今も使っているのだ。
　　年末の大掃除には勿論の事で〜日々のガラス窓の汚れにも、役立っている・・◆

ー世田谷区成城７丁目あたりー

雨の日図書館

空を飛ぶ鳥の目線で眺める図書館は三角形に映るだろう〜
そのシャープな角地に手入れの行き届いた小さな花壇があり・・
咲く花の黄色、ピンク、紫に囲まれたブロンズ少女は
膝を抱えたポーズで梅雨明けを待っているかのようだ！！

図書館までの道をたまには歩いてゆこうと、傘を手にリックを肩にして〜
通いなれた小雨に濡れる街の表通りから裏通りを足早にススムススムススム。
やがて坂道、橋、川沿いの道、校庭、水色の小橋を渡ってすすむすすむと・・
誰も居ない三丁目公園のブランコにタッチして抜けると急坂を昇った
前方をゆく女性の傘を目印にして追従すると図書館近くの道に出られた。

◆この日の館内は雨具を手元に置いて読書する人が多くいたけれど〜
　　　母親と共に来ている何組かの子供達のカラフルなレインコート姿が可愛い・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・雨の日図書館・・◆

ー世田谷区砧図書館の花壇ー

成城橋下の水面

カラーで撮った筈なのにまるでモノクロ写真のようなってしまった。
雨あがりの薄暗い天気のせいだろうか〜何だか古い漁師町の海辺へと出る川筋に・・佇んでいるような錯覚さえ思い浮かぶのだ！！

いつも通っている成城橋を〜横から見上げる視線で・・キャツチした景色なのです。

道路橋の成城橋と重複する小田急線の高架橋が〜横並びで真下を流れる水面に影を落として渡っている・・。

おだやかに流れる川の水面には更に幾つかの橋の影が映っているのが・・この場所からも透視できる。

高架橋を越えた細い橋が架かる辺りで〜水面が一段ガタンと落ち込んでいるのが・・光りに反射する水面の変化で分かる。

◆写真には映らないが成城駅からの電車が橋の高所を渡る音があたりに響く〜
　　　雨が止んだ午後の橋の上は未だ人の姿も少なく一人二人と渡ってゆく・・・
　　　　・・カラーで撮った筈なのに〜モノクロ写真のようになってしまった・・◆

ー成城橋下の仙川の水辺ー

車輌基地横の道

　
　　　

喜多見の街へと来る道は幾通りもあるけれど〜
なぜか小田急線基地の高架橋下をくぐる道に来てしまうのは、
頭上にかぶさる無愛想なコンクリート橋が好きだからなのです・・。
空域へと大きく弧を描くパワフルな構図が魅力的でもあり・・
本線から分岐してのびるダイレクトな遠近の迫力美にも惹かれる！！

この日は車輌基地横の道をゆく人の数がいつもより多いようで〜
また高架橋下からのぞく先方の高台に、家々の建ち並んでいる景色が鮮明に見えている。

この場所から数メートルの橋下あたりを深大寺方面から来た野川が流れており・・
渡った川向こうは成城地区の崖斜面になっているのです。

◆背後から来た竹ボウキを持った七八人のグループが〜高架橋下から野川の公園に向ってゆく・・清掃するボランティアの人達らしく何か楽しそうだ・・◆

ー小田急線、成城駅〜喜多見駅の区間ー