秋の日の午後の事〜うす紫の花が崖の傾斜面で匂うばかりに・・咲いていた。
成城の崖地に聳え立つ構えのビッグな住宅は〜未だNewな3or4階建てコンクリート造りの建物で・・そのスタイリッシュな存在感は、下の道を往来する人の視線を捉える!!
崖の家は平地に建つ家とは違い、その立体的な構造に惹かれる。
・・と言うのも有機的な動線が設計プランのベースにあるからで〜この邸宅を見ても崖下の道へ下りる玄関口があるだけでなく・・崖上の出入り口も当然の事に備えてある筈だ。
広いテラスのあるリビングらしき2階から〜ストーブ暖房の煙突のブラック筒が・・シンボリックに秋空に向って屹立している。 崖下の道から左の階段を昇ってゆく曲折する動的なラインが〜固いイメージのコンクリート住宅の外観を・・柔軟な生活の場に変換させている。
◆この家はテラスが多く設計してある。大きな窓&シルバー色の手すりのラインが〜建物全体に軽快なリズム感のあるムーブメントを与える・・重要なポイントの役目を果たしているのでは・・◆
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