[Rappo' Land blog]

発車までの時間’

新宿の街にまだまだ浸かっていたかったし〜
ゆきたいと思っていた店や場所がありながら・・・
小田急線の改札をスイカカードをかざして通ってしまった！！

その昔の新宿に４年間住んでいた頃は、終電が走り去って駅のシャツターがキャシ々閉じられると、山手線沿いの道を２駅ばかり歩いて下落合の家まで帰る事がしばしばあった。
また夜中からJAZZの店に居続けた早朝は、駅東口のシャツターがシャカシャカと開けられるのを待って、ガラガラの始発電車の座席に横になる楽しさもタップリ経験した。

昭和の時代は平成となり、２０００年を越えた今は、新宿駅の利用客数も増加しているのは確実な事。月曜日の夕方に小田急線のホームに立つと、多くの人達が並ぶ列の頭上に発着時刻を知らせる電光掲示板があって、小田原、相模大野、藤沢と順次に発車のタイムが表示される。

混雑するホームを移動して進むのは、帰り着く駅ホームの降り位置がエスカレーター近くにと思うからであり、ここだと決めた列に並んだ。やがて列車の到着を告げるアナウンスがホーム全体に流れてくると、列の並びが急にザクザクと動揺を見せはじめた・・。

ー走行して来た電車がゴトリとホームに停まるや、待ちに待った人達はドア真近にグンと迫る〜ホームにある階段を山手線との連絡通路から伝って上がって来た一団で混雑度が更に増した・・ホームの時計に目をやると未だ５時半をすぎたばかりだった・・ー　

ここは’〜新宿小田急線ホーム

お茶の水駅で春ボワ〜

JR中央線の車体は、風を切って四谷〜市ヶ谷の濠の水辺を走ると、お茶の水駅ホームに滑り込んで、聖橋のアーチ下にスッポリとおさまる。
見あげる聖橋のアーチ内壁には、神田川の春の陽光にキラメク水面の波紋が、オパールの原石内に見られる遊色美の如く揺らめいている！！

車内のドア際に立って、窓外の景色を眺める習性は、子供の時のままで今も変わらない。暑くて汗ばむ季節は座る事もあるが、TOKYOの主要な駅を巡る山手線の円環を断ち割って走る、この沿線ラインの眺望を見逃す訳にはゆかない。

ちょうど神田川を渡って丸ノ内線（地下鉄）がスルスルと蛇メタルか長虫のように姿を現わすと、千代田区→文京区の本郷台地へと侵入して行った。
左に見える湯島聖堂から神田川ベリの左岸の木々の緑と建て込んだ家並みの一帯が、晴れた春の青空の下で、何だかボワ〜ッとした表情を浮かべているようだった。

ー開いた停車中のドアからホームの向うに、総武線の乗客達も出発を待っている姿がある〜
両車のドアが閉じて競争して走ると、昌平橋の上で次の秋葉原へ神田駅へと別れて進むー

ここは’〜お茶の水駅ホームに停車する中央線車内から

お忘れもの取扱所

下北沢駅２番線ホームの新宿に向いた先端に・・
ガラス窓のはまった古い建物がひっそりとある。
その壁にはこれでもかとばかりに、ビッシリと数え切れない程のコードが取り付けられているが、そこに「お忘れもの取扱所」のボード小看板が出ていた！！

２番線ホームから上の改札口この写真を見る へと昇ってゆく階段下のあたりには、自動販売機が置かれていたり、新聞＆週刊誌などを並べた駅売店があるので、その先の場所まではめったに足を進める事は無かった。

以前の事になるが、電車を待ちながらガラス窓から中を覗き見た事があった。
特別な興味も無いと思いながらも、気になる窓の中には駅員さんが居たりするから、何か運行上の連絡所なり、ホーム上での必要な物品の置き場だと思っていた〜
いわゆる全てを兼ねそなえた詰め所なのかと・・・。

ー下北沢駅には東と西に２ヶ所の改札口がある〜
東は小田急線の改札で、出ると南口＆北口に別れる階段から街中に向ってゆける、
西は京王井の頭線ホームから出る改札で、すぐ前は鎌倉通りの道になり少し歩くと・・
春高バレーの名門の成徳学園がやがて見えて来る・・ー

（場所）下北沢駅２番線ホーム

下北沢駅２番線ホーム

２番線ホームは、上りのホームと呼ぶのか〜
都心方面に向って、代々木上原〜新宿へとゆく、
また乗り入れている千代田線が上原から地下に潜ると・・
原宿〜表参道駅に出て、その先は北千住に向って走行してゆく！！

ホームから階段を上って、下北沢の街中へゆく人達もいるし〜
何度か折れ曲がる迷路めいた通路を抜けて、井の頭線に乗り換える人達もいる。

ー井の頭線へとゆく通路は、時間に余裕がある時は面白いと思うし〜
急いでいる時や、ラッシュには本当にシンドイと感じる楽しい通路なのだ・・？？ー

（場所）下北沢駅

下北沢駅１番線ホーム

１番線は駅の南側を向いたホームで、経堂〜成城方面にゆく人達が乗車する、
多摩川を渡って、新宿から箱根へと走行するロマンスカーも通ってゆく！！

電車を待つホームで、ランドセルを背負った小学生の女子３人の笑い声が響く、
学校であった出来事の話しなのか、仲の良い３人組の様子が可愛いらしい。

オーバーコートを着た御婦人の三人組は、駅に置かれた木のベンチに集まっているが〜
街で買物をして来たらしく、皆がそれぞれ手荷物を抱えている・・。

ーこの階段を降りた辺りが、ホームで一番幅の広い場所で〜
先の方へ進んでゆくと、どんどん狭くなるからラッシュ時間は大混雑になるー

（場所）小田急線の下北沢駅

下北で小田急わたる井之頭！

小田急線の下北沢駅のホームに立つと〜
頭上をガタゴト井之頭線がわたってゆく、
この街に来てこの光景が好きだと言う人は多い！！

頭上に架かる赤黒く鉄サビた井之頭線のレール下からは、駅の南側へと降りてゆく階段が覗けるが、誰か昔の日本人がパリを描いた古い絵画的な構図にも似ており、赤サビの目立つ波状トタンの壁に開いた２つの窓からは街に下りる人の姿がある。

古色を帯びたコンクリートの柱＆壁と鉄の橋脚各部がお互い交錯した構造を見ると、永い年月の時代経過と使われて来た歴史がそこに滲み出ている・・。

この駅ホームの情景も消え去る時がもう直ぐ近くまで迫って来ている〜
ホームの線路脇に大蛇の如くうねる何本ものコード類は、この駅地下ですでに実施されている地中工事用の連絡コード（電気系統の）なのだろうと思う。

ー現在はここ下北沢駅構内だけが、工事色に染まってないが〜
駅の前後・・世田谷代田駅〜東北沢駅にかけての沿線は大工事の様相なのだ、
環七沿いの世田谷代田駅は既に大変化して跨線橋が出来ていた・・ー

（場所）小田急線、下北沢駅ホーム

成城駅のホーム

小田急線の成城学園前駅ホームは地下にある〜
かって地上にあったホームは三年前の大改築で移動した・・
今はホームと改札口をエスカレーター＆エレベーターがつないでいるが、
自分が住みはじめた頃は、昇り降りする階段がすべてだった！！

ホームから東へと目線を向けると、明るい地上への出口が見えている。
外の光りに白く反射して輝くレールの先は、仙川の上を渡る成城橋の手前あたりで地上に抜け出ると、次の祖師ケ谷大蔵駅へと高架橋を走行してゆく・・。

真逆の西へと出発した車輌は、富士見橋の下を通過するのだが〜
この橋はその名の通り、成城地区から見る富士山のベストビューポイントなのです。
またこの地域は国分寺崖線と言われる貴重な地形でもある。
次は喜多見駅となって更にレールを辿ると多摩川を越えてからは、新百合丘〜町田〜小田原へと向ってゆく。

国分寺崖線の事は二三日前のTV番組「タモリクラブ」が訪れて放映していた。

ー成城ばかりでなく小田急線の各駅は、次々と改築されて変化している〜
昨年の事になるが、訪ねて来た甥が前の駅との違いから迷って電話をかけてきた・・
ホームに四五人の女子大生が現れると、明るく華やかな空気がホームに流れた・・ー

（場所）小田急線、成城学園前駅で

冷たい雨の経堂駅

久しぶりの経堂（小田急線）は、小雨が冷たく降っていた〜
昨夜から今朝も降り続いて屋根を濡らすから、気温は低くく・・
街は雨空の下で薄暗く、人の出歩く姿もまばらで凍えていた！！

約一年前にここ経堂に来た時には、駅南側の農大通りを直進した場所が目的だったから、駅の北側には廻ってくる事も無くて、全然ノータッチだったのだ・・。

改めて今日この北口駅前に抜け出てみると、駅に隣接して大きな工事のフェンスが出来ている。ここには以前建っていた商住一体型ビル〜地下から３階までにスーパーや商店の入った、全体は１０階建てのマンションを再開発し、建て直しの最中なのだろう。

２０００年前後に経堂駅が高架となって、南〜北へ渡る踏み切りが消えて無くなる等と・・周辺も当然のように大きく変化したのだが、何処がどうと判断が出来ずに歯がゆい思いが残るのだが、変わらない様で変わった事を今日は実感した。

ー傘を持つ手に雨が当たるから、身体までも冷えびえとしてくる〜
コートの襟を立て，長いマフラーを首に二重に巻き直して、すずらん通りへと曲がるー

【場所】小田急線の経堂駅北口

群衆の中の一つのApple

夕暮れ時を迎えた、新宿駅の小田急線ホームから乗車すると〜
車内はアッ’と云う間に帰路を急ぐ人達で埋まり・・・
席に座ると冬のオーバーコート群に、目の前を立ち塞がれてしまった！！

しばらくして電車はホームを離れたが、発車した時の大きな揺れの一瞬に〜
それらしきリンゴ型を人群れの彼方に、チラリ見えた気がした・・・。

窓外は暮れゆく街街街の南新宿、参宮橋、代々木八幡・・と通過をする〜
冬の乗客を満載し閉じ込めて走行する急行が、やがて次の停車駅の・・・
代々木上原駅に近づいた事を告げる減速に切り替わると、電車はふたたび揺れて、
冬の乗客群のわずかな隙間からAppleのリンゴがはっきりと光って見えた。

ー自分も現在Appleリンゴを毎日使っているから親しみを感じる〜
（iMac OS 10.4.11を使用中で、以前はPerforma6310を使っていた）

ー少々うすボケたゆるい写りになったのは〜
車内混雑の臨場感で割り引いてもらえれば幸いです・・ー

【場所】代々木上原あたりの小田急線車内

駅中の売店Shinjuku

今日は午後の早い時間だったので〜
新宿駅南口フロアにある売店を楽に撮影できた、
と云うのは夕方から夜になる頃のこの場所では・・・
次から次と押し寄せる人々の流れに邪魔をされて〜
シャツターを押せないからこんなスローな写真はなかなか撮れないのだ！！

[BOOK WXPRESS]・・
週刊誌及び月刊誌などの雑誌類をメインにした本屋さんであり、ここのフロアを足早に往来してゆく人達を立ち止まらせてキャッチすべく考えられた、店頭のレイアウト配置の様子を見ると，立ち読みOK’〜ドウゾWELCOME〜の姿勢が伺える。

[EKIBEN]
この駅弁屋はかなりスッキリした造作をしている、正面の壁面には棚を組み込んで〜
お茶や飲料水の類いをズラリ並べて見せる展示になっているのだ。
主役の駅弁はコンパクトなケースに分類してあり、こちらもスッキリした数量だけを置き、ギンギン積んだり、詰め込んだりの売り方をしていない・・[EKIBEN]なのだ。

ー何と云っても１日の乗降客数が東洋一の新宿駅なのだから〜
混雑時の人の頭数（アタマカズ）はハンパ無くこのフロア空間を埋めてしまう・・
そして倍の靴の数量がここを闊歩し踏み歩くからフロア床面が全く見えないー

【場所】新宿駅南口フロア