セーラー服姿の女学生がこのホーム中央あたりの、大きな看板の中で清楚に愁を含んだ表情で椅子に座っている。
井の頭線の電車が頭上をガタゴン通過してゆく〜ここは2本の私鉄の線路が上下で交差するポイントなので、ホーム上にもその重量を支える為の太いコンクリート柱が数本立っている。
そしてこの辺りはホームの幅が狭くて太い柱が邪魔な存在でもあり、人の流れが停滞しがちとなる。
その為に駅員が出ていて、乗降客達に注意を促している姿を常時・・見かける場所なのだ!!
視点を移動して駅舎の階段上にある窓からホームを眺めると〜この写真を見る 錆びて黒く汚れた旧式の鉄橋構造の足元の狭いホーム上に、駅員の姿が確かに写っている・・。
早々とオレンジ色の冬の陽がホーム上に振りそそぎ、レールが反射して光っている。
ー電車がこのホームに到着するごとに、影の部分が大きく広がリ濃度を増してゆく・・
そして冬の夕暮れの幕が一枚一枚と重なると、夜の始まりのベルが鳴りひびくー
【場所】下北沢駅ホーム、私鉄2本が交差するあたり〜
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