[Rappo' Land blog]

JRアキバ駅ホーム夏

八月のJR山手線アキバ駅ホームから東側を眺める。
神田花岡町の土地に「Yodobashi」の巨大ビルがドカンと出現して、館内は一つの街を形成しているようだ。　こちらの総武線駅はNewとなっている〜そして「つくばエクスプレス」が新設なって急発展している状况下にある！！

自分にとってアキバは上野〜銀座へとゆく中央通りに広がる街のイメージを持っている。　その昔の万世橋で都電を乗り換えて三年間通学していた昭和の頃に遡ると〜アキバはテレビ・冷蔵庫・洗濯機などの電気街と呼ばれていたが・・今は電脳タウンに変貌している。

近年になって何度来ても、ガキっぽい印象を受けるアキバの街は〜外国人も多く、無差別殺人があったりする恐怖の側面をも持っている・・。

大学を出たであろう２０〜３０代の男達が、少女マンガのポスターを手にしてポワーンと街をゆく姿は何なんだ・・。　萌え’キャラがブームとなり、Cafe'など飲食店がビル内で営業する看板をみるけれど、もうソロソロ下火なのでは・・。

◆線路沿いにのっぽビル数本が建っているが名前を知らない。　暗雲が上野から北の千住あたりにあり夏の夕立が来そうだ〜最近はゲリラ豪雨と呼ばれる異常気象があるから注意を・・◆

ーアキバ駅ホームから東の神田花岡町を望むー

「お茶の水〜昌平橋」

神田川の見えるお茶の水風景は〜
大好きなTokyoのベストビューポイントだから・・
川の流れにそって走る車窓から毎回見飽きる事なく眺めている。
中央線車輌はお茶の水駅ホームを出発すると〜
メトロ丸ノ内線と対岸の迫力ある川辺の家屋群を眼下にしつつ・・
何とも魅力的な昌平橋の界隈にさしかかるのです！！

神田川に架かるこの貫禄ある総武線昌平橋鉄橋が〜現在の都心では他になかなか見受けないスタイルの貴重なアーチ橋としてここに存在する。

クラッシックな弧を描くアーチの彼方にはアキバの新旧の街景色がひろがっている〜アキバの路上を歩きたいと思うが今日はダメかも・・。

◆自分が知る古い過去の昌平橋には都電が走る風景があった。
その車内には高校生の自分が乗って３年間通学していた〜キョロ々と窓外の街を追う目線は今も変わらないから・・セピアの時代の向うからこちらを見上げている自分を感じる。　何故ならアーチ橋は当時のまま今も変わらずにここにあるから・・◆

「中央線車窓からー神田川ー丸ノ内線ー総武線ー昌平橋」

駅前の１０’カウント

１２３４５６７８’９’１０’テンカウントの１０秒〜
成城駅の北口を見下ろす位置にカメラを構えて
無作為に１０秒差で撮った２枚の写真・・
心臓の鼓動とシンクロして時は流れるけれど
わずか１０秒に何らかの変化は有りや無しや！！

北口駅前の桜とプラタナスの通りをバスやタクシー数台がスピードをゆるめて〜薬局の角からカーブを切ってイチョウ並木の北に向って直進してゆく。

広場の人が行き来する中から青い自転車の女性が現れると〜そのまま左方向へと滑るようにしてビルの影にと消えていった。

青に信号が変わると人もいれ変わる・・歩道を来るカップルがいる、母と子がいる、学生達がいる・・広場の上下左右から人々は無指向に往来しているかのように見える。

広場のセンターに植わる木影で誰かを待っているのだろう〜独りの男性が唯一動かずにいた・・足元に引きずり鞄を置いて。

◆駅がNewになって北口スペースに、ひょろりの細木があったのを覚えているが〜
　　　　　　その木が生意気にも木影をつくる程に成長したんだ・・あの細い木が◆

ー小田急線、成城学園前駅の北口スペースー

八月の夏公園

公園に来たのは久しぶりだった〜
思えば二ヶ月ぶりとなる八月猛暑の公園に。

車が行き交う街中から園内に一歩踏み入ると・・
汗ばんだTシャツに触れる空気の違いを感じた。

常緑樹の木立が草っ原と樹間の小径をぐるり包囲している〜
太陽を浴びて波うつ草の斜面にグリーンの濃淡がひろがりを見せる
川辺にゆきセキレイ橋下の流れで遊ぶ四五羽の鴨を見た！！

ブランコで遊ぶ男の子女の子は兄妹だろう・・立派なスベリ台もある。

園内の傾斜する木陰の小径を歩くのは気持ちが良く〜先きをゆく母の姿を小さな足が歩幅いっぱいで追いかける・・子供達の声がひびく。

◆自宅の２階から屋根の打ち重なる景色を眺める毎日だから〜
樹間の細道を抜けた高所から、草っ原のスロープを見晴らすと・・
その爽快さにしばしそのままその場に佇んでしまう・・◆

ー世田谷にある祖師谷公園にてー

せたがややさい

視界にヒマワリの咲く農園が映って来たから〜
角の小公園の緑陰をぬけて向い側へと道を渡る。
ここは成城の北隣りになる上祖師谷地区であり
畑の中に「せたがやそだち」と書かれた・・
ボードが立っていた！！

この日も猛暑となった日盛りの畑では日除けスタイルのご夫婦が〜作業を分担して農作物の成長を確かめながら横歩きをしていた。

土と肥料臭の漂う畑には、ナスがある、枝豆がある、トウモロコシがある・・・。

ポポポと黄色の花をつけて、毛羽だった大きな葉と太い茎がうねって延びるのは〜秋に収穫するカボチャに間違いは無く・・そして奥に見える棚で繁茂するグリーンの群れはキーウィではないだろうか。

◆厳しい天候が続いて現在は夏野菜が値上がりしている〜来る途中でからからに干涸びた葉の畑を見て来たが・・この畑は緑の色が鮮やかで艶々としている・・「せたがややさい」◆

ー世田谷区上祖師谷四丁目あたりー

夏”川辺の校庭

日に照らされた水色の小橋を渡ると・・
フェンスの網目ごしに成城学園グランドが見える。
夏休み中の猛暑の校庭にいるのだから・・
スポーツクラブ（サッカーorホッケー）の選手なんだろう。
カラフルなユニホーム姿に若さが漲っているけれど・・
熱中症から守るよう・・川風を届けたい！！

今年の夏は世界的に異常気象で気温が高く、熱中症で死亡する人が各国でも多いとか〜老若を問わずに注意が必要だと・・みのもんた’も言っていた。

広大なグランドから奥に見える校舎では足場が組まれて〜工事用カバーで覆われているのは・・夏休み中の補修工事を実施しているらしい。

◆この近くに住むタレントの所さんが熱中症で運ばれたそうな〜昨日の事。
日盛りの道をさけて、木陰から木陰へと・・八月は未だ始まったばかりなのだ◆

ー世田谷区、成城学園の校庭グランドー

街角のカラフル

駅に近い北口商店街は人の流れが途切れる事も無く〜
渡る信号が変わる毎にまたまた人が集まってくるのだ・・
ここは校舎に続く通りでGパン Shop’コンビニが道沿いにある
そんな街角のShop前にトボケ顔のカラフルな馬が並んでいた！！

街路樹のマロニエが植わる角地にある輸入雑貨を売るShopでは〜出窓に様々な人形や小物が陳列してあり・・ユーズドレンガの壁がアットホームな雰囲気を演出している。

SALEの赤紙が水色にペイントされた小窓でヒラリ揺れている〜店前の棚に明るい色彩のレッド、ピンク、パープル、ブルーの馬らしきモノが並ぶ中に・・黒馬が一匹混じってあった。

商店街でも東端になるこの辺りは・・成城学園の小中高大の男女学生達がひっきりなしに通ってゆく。
向いの角には花屋さん、横のビルに接骨院の看板が掲げてあり、先きへと曲がると美容院、ブティツク、薬局がありCafe'があり郵便局がある・・。

◆2006年まで花屋を直進した所には、踏切りがあったのです〜
　　　　現在は踏切りは消え失せて、成城駅は地下ホームになっている・・◆

ー世田谷区成城六丁目のあたりー

七月終りの並木道

七月最後の今日は週末の土曜であり〜
隅田川では花火大会が行われると・・
朝のTV番組で浴衣姿をした女子アナが
スカイツリー情報と共にレポートしていた！！

この日は朝から空模様がくるくる変わる、尻軽な天気となった。

薄曇りで明けた朝方だったが、午前中でカンカン照りとなると暑さが急上昇した。
昼食が過ぎた頃から雲の範囲が広がりを見せ始め〜昨日や一昨日のように雨が降って来そうな気配になった。

何だか急に突然（いつもの事・・）銀杏並木に行きたいと・・思う気持ちが膨らんだ。
成城の街の上を怪しい斑な雨雲が漂っているが、気にする事無くペダルを漕いで表＆裏通りを渡って走ると・・並木に到達した。

並木では不思議な事に爽やかな風が吹いていた〜今日で七月が終わるのです。

◆並木道に来るのが３時を過ぎたのは、猫好きな訪問客が居たからで〜
　その女性は六匹のロシアンブルーを飼って生活していると話していた・・◆

ー成城大前のイチョウ並木通りー

成城橋下の水面

カラーで撮った筈なのにまるでモノクロ写真のようなってしまった。
雨あがりの薄暗い天気のせいだろうか〜何だか古い漁師町の海辺へと出る川筋に・・佇んでいるような錯覚さえ思い浮かぶのだ！！

いつも通っている成城橋を〜横から見上げる視線で・・キャツチした景色なのです。

道路橋の成城橋と重複する小田急線の高架橋が〜横並びで真下を流れる水面に影を落として渡っている・・。

おだやかに流れる川の水面には更に幾つかの橋の影が映っているのが・・この場所からも透視できる。

高架橋を越えた細い橋が架かる辺りで〜水面が一段ガタンと落ち込んでいるのが・・光りに反射する水面の変化で分かる。

◆写真には映らないが成城駅からの電車が橋の高所を渡る音があたりに響く〜
　　　雨が止んだ午後の橋の上は未だ人の姿も少なく一人二人と渡ってゆく・・・
　　　　・・カラーで撮った筈なのに〜モノクロ写真のようになってしまった・・◆

ー成城橋下の仙川の水辺ー

何もない高架下

この辺りは小田急電車が成城駅から新宿に向ってスタートすると〜間もなく仙川に架かる成城橋を渡る事になるが・・その直後にこの高架橋上をゴォーツと加速を高めて走り抜けて行くのです！！

こんな場所に誰も来ないだろうとコンクリートの支柱に向けてカメラを構えていると〜
ウォーキング姿の中年カップルが何やってるんだの顔をこちらに向けたまま・・
ガード下を抜け出ると、遊歩道のある川辺へと並んで坂を降りていった。

この地点にはかって地上に線路が走っていた時には、黒＆黄色の棒踏み切りがあった。
近隣の人達はケーンケーンの警報音と、走り来る電車の姿を確かめながら・・
砧と成城とを往来していた。

二年前に偶然通りかかって見つけた谷内邸が近くにある〜
彼が絵のモチーフに描いた金魚、電球、少年少女、線路道、花火、街あかり・・と色々ある。
絵本作家だった谷内六郎さんは、踏切りも絵に描いていたから・・・
きっとこの辺りの風景を見て佇んでいただろうと思える・・。

◆何もない高架橋下は足元が不安定で傾斜する坂の途中だと気付いた〜その目線を先方にふると砧の住宅エリアが暗いフレームの向うに・・明るく眩しく映っていた・・◆

ー砧＆成城を走る小田急線の真下ー