目的があってこの街にやって来ても・・幾つかのビル、幾つかの店、幾つかの交差点、幾つかの道、幾つかの横丁、路地・・と彷徨い渡るうちに捜すべき対象物を見失う現象が度々起こる事がある・・。
AKIBAの磁場がそうさせるのか街中の店先から流れる電子音を浴びた為なのか時間感覚までもが麻痺させられて時の経過を忘れる。
日の暮れが徐々にせまって影絵の街に変化を遂げてもAKIBAは何処の街とも違って、なお一層の特殊な輝きを発光しキラメカせてAKIBA色の本領を発揮させる始める。
AKIBA- Walkは2〜3時間を限度にして〜帰巣本能にスイッチをonにしてこの地を去る事にする。
ーアンティークな石造りの昌平橋の中央に佇む〜
渡って直ぐの線路沿いの坂道を上ってJRお茶の水駅へ出るのも良い・・
AKIBAとは全く異なる空気が流れる須田町・淡路町の魅力ある歴史の街に入って身体を浸して疲れを癒すのにも心惹かれる・・・
昨年の5月で閉じた交通博物館の形骸が永年住み慣れた岸辺に黒く動かずに未だそこに居る〜下流の万世橋がAKIBAの光を受けて眼鏡になって神田川に映っているー
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