外部からの来館者達がひんぱんに出入りする1階とは違って、2階はワンクッションの間隔を取った、落ち着いた空気がフロアー全体を満たしている。
このフロアーの最南端に寄った場所に、採光を考慮した大きな窓を配置してあり、置かれた棚やソファーにはキャラクターのヌイグルミやクッションが飾られあり、明るい窓辺に絵本(児童図書)のコーナーが出来ている。
そこでは靴を脱いであがり座ったり横になったりの、寛いだスタイルで好きな絵本を見たり読んだり出来るフリーなスペースが確保されている。
南の窓越しに外を見ると目線の高さの先に、新宿へと疾走する小田急線が望める。
今その場所に父と娘が来てあがり、仲良く会話をしながら絵本を選びはじめた〜
母親と来る子供達の数が多いと思うが・・娘をもつ父親ではない自分の目からは・・
大変にうらやましい光景として映った。
そこから横にずれた西向きの窓ガラスには、連結した汽車ポッポが半透明なシールで作られ、切り抜きされてリズミカルに貼られている。
一本通りを隔てた高層マンション裏の森を越えて、成城大学の建物も見えている。
ー子供達はどんな絵本を楽しく読んでいるのだろうか〜
大人の間でもメディアが便利で多様になってゲームやアニメが盛んらしく・・
この社会現象は子供の世界でも同じく優先するのでしょう。
絵や文字を見て自分が読み解釈する感覚は大切で、そこに創作力が芽生えるはずー
【場所】世田谷区Kライブラリー
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