調布と成城地区との境目あたりの丘の上に、この大きな屋敷がある〜丘というのは東京西部の武蔵国分寺から多摩川へと伸びる段丘の国分寺崖線の事なのです。
この関東ローム層の地質には豊かな水脈を内包しており、その各地で水の流れを見る事が出来る。この崖下からの近くには三つ池緑地があり、横の道を歩くと足裏に水のドクドクドク〜と流れる響きが伝わって来る。
写真で見るように、立派な門構えで、門前からはトンガリ屋根の頭部しか見えないので、少し距離を置いた場所の撮影で・・塔がある程度は映ったと思う。
左へ下りる道はすぐに右下へと曲折する坂の始まりになり、そこから見上げても崖の斜面に繁茂する樹木に邪魔をされて、この家は全然見えなくなる。
門内に見える円塔の建物には360度に窓があるのは確認出来るし、そこから西に向っては何の遮る障害物は無いので富士山が望めるし、下方には野川の流れも見えるし、日没時の夕陽も目映く視野に捉える事が出来るでしょう。
ーあくまでも塔の建物は、この屋敷の一部としてあるので〜
崖上の屋敷が並ぶ路上では、庭木が陰となりすでに薄暗い・・
秋の日暮れは・・本当に早いと実感する・・ー
【場所】成城〜調布の国分寺崖線あたり
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