[Rappo' Land blog]

チトカラの店々店

千歳烏山駅を中心として西口〜東口と、京王線踏み切りの北側〜南側にかけて放射状に「チトカラ」の商店街は広がっている。この街には西友とかシミズヤなど２・３の食料品スーパーがあるものの、ほとんどは個人商店や独立した店舗が占めていて、表通り、裏通り，脇の横丁，路地の奥、またビルの中に地下にと・・数え切れない店々店があり、毎日のように地域の近隣住民が集って来る場所になっている！！

千歳烏山商店街は全国的に見ても、人気と活気のある商店の集まる地域として「優良商店街」の称号を受けている。今の世の中の現状を見ると、大型のスーパーや巨大なショッピングタウンの進出で、シャッターの閉じた通りや、日影の存在となっている街並が多くなっている。
「チトカラの街」は今宵も各商店が並ぶ道筋に明かりが灯って買い物客で賑わっている。

手作りのお惣菜を売る店の隣はカバン屋があるし、秋の花を置いた店前に大木が植わった花屋もある。青果店では立派な無花果があった〜昔の事になるが無花果の木が庭にあって・・春に小さな実をつけ夏〜秋に大きく実がなるとアリ、カナブン、カミキリ虫類が来るから実の中にカナブンが居たり・・鳥類もやって来るから嘴で飛ばされて半分しか無かったりした。

ー旧街道沿いのビル１階の揚げ物屋さんに人が並ぶから覗くと〜ガラスケースの中はトンカツ、ビーフ＆チキン＆串カツ、アジフライ等が黄金色に揚がっている。
ポケットのワンコイン５００円で枝豆コロッケ＆コーンコロッケを４ケ買ってリックに詰めた。応対の店員さんは高校生の娘さんで素朴な笑顔だった・・ー

【場所】千歳烏山商店街で・・

旧甲州街道-夕景

新宿方面から来る、国道２０号は環八を越えると〜
芦花公園（京王線）手前で、旧甲州街道と二股に別れるが・・
旧街道は２駅分の距離を進んだ先の仙川あたりで、
またふたたび合流すると、更に西へと向う事になる！！

約一年ぶりに来た南烏山の旧甲州街道の街並は、特に目立った変化は見られない。
旧街道とは言っても、過去の時代へと遡ってゆけるような場所や、当時の建造物とかが現在のこの辺りに現存するのか等・・見えないし全く知らない。

地元の図書館を訪ねてゆけば、何かを知る手懸かりや資料などが有るのだろう〜。
ただこの辺りから北烏山へと向ってゆくと、寺町通りと呼ばれる地区があって・・
そこには数多くの寺院があり、江戸時代より以前の古寺もあると聞いている。

ー夕暮れを迎えた南烏山の旧街道はバスが通るし，工事のトラック、宅配便の車も走る〜
しかし国道２０号の車列とは違う流れを見せていて、交通ルールを守った上での・・
人間を優先で通す道、人々の足音が響いて往来する生活の道・・の気配が溢れているー

【場所】世、南烏山６丁目

千歳烏山駅-暮色

西口駅前は他の出口とは違って直に住宅地域と接触していて〜
数本の路地の入口がポッカリ見えている。
駅前の街灯の明かりの向うに家々は・・
日暮れて暗く、静かに、翳りを宿して、地に伏している。
西に暮れゆく空は、濃い青紫色に確実に沈んでゆき、
空の一部は、焚き火の終わりを見せる不思議なパワーの色彩で混沌している！！

一方同じ西口でも少し目線を変えると、路上やビルの壁に看板なりネオン広告がずらりと並んで賑わう通りがあって、突き抜けるとバス通りにつながっている。
赤提灯や酒の文字が目立つから飲み屋街と思うとそうでは無く・・各々の店が向いあう道には歯科医院、JAZZの店、らーめん屋のチェーン店もあるし、蕎麦屋、飲食店、中華飯店、などの暖簾もあるから地元密着の商店街となっているのだろう・・。

商店街の角にある旅行代理店では、店頭から路上にはみ出す状態でぐるりと国内外の旅行パンフレットが置かれてあり、早々とパンフにはX'masツアー＆年末ツァーの文字が印刷してある。

ーこの商店街のバックに控える住宅地域で生活する人達が家族が〜
毎日のように通って来るアットホームな休息の場所がきっとここには有るはず・・ー

【場所】京王線、千歳烏山駅西出口あたり

秋のアサガオ？

公園は常緑樹の濃い緑で大きく囲まれている〜
祖師谷公園の外周の道をゆくと・・・
園内の広大な草のスロープを駆けて遊ぶ子供達がいて、
その声が樹々の間からこちらに跳ねるように飛んで聴こえて来る！！

丸太を組んで造った巨大なジャングルジム＆スベリ台などがある場所を過ぎると公園とは遠くなって、クリーム色のマンションや庭付き住宅などの続く地域になる。
片側は金網フェンスの張られた川へと降りる急斜面になっていて、夏草が繁った名残りなのか・・名も知れぬ草花の幾つかが咲いている。

そんな道の突き当たった所の庭で、このアサガオは背も高く見事なフォルムで紫の大輪をいっぱい咲かせていたのだ・・。まるで造り物の花かと見紛うばかりの容貌を見ていると、これは本当に朝顔なんだろうかと？？自問自答してしまった。
自分の部屋の本棚にあるガラス薬壜に、約１０年前のアサガオの種を仕舞ってある。
川沿いの道で、公園で、近所の家の垣根などの数ヶ所でこぼれた種を拾い納めてあるが、乾いてカラカラだけど今でも発芽するのだろうか？？？。

ー斜面の道を下から登って来た中年の夫婦が、金網の所に二人で並んでいる〜
秋の空の下で、暑くもなく寒くもなく、ウォーキングの季節なんだ〜
こちらは高台だから川向こうの風景を眺めるには絶好の場所と言える・・ー

【場所】世、祖師谷公園の近く〜

木の鳥1,2,3,

昨日の朝は小雨が降っていて薄暗く、気温も低く肌寒かった〜
天気予報では晴れだったから、洗濯を予定していたカミさんは取り止めた。
日が変わって今日は天気も良く、朝食前から洗濯機がフル回転している！！

２階のアトリエの窓辺に、２週間前から木の鳥を大中小で並べてある。
我が家の猫の’空〜’がここから毎日のように外を覗く場所だったから・・
勝手に邪魔なものを置かれて頭にきたのか、もう何度か落とされている。

この窓の下を成城駅から調布駅へと小田急バスがグラリ車体を揺らして走行して行く。
成城住宅の工事が進行中で・・１０階建ての外観が写真の左奥に姿をあらわした。
その右横並びに後発したマンション建設も始まり、ノッポのクレーンが数本見えている。
窓下の通りを巨大なコンクリートのミキサー車が、胴体を回転させて何台も行き来するから、我が家は震動するし、窓辺の木の鳥３羽も命がスイッチonされて小躍りするのだ。

ーギリ々２台のバスが通れる道だから、バス＆ミキサー車のてっぺん屋根が直視できる、
道の向うは成城の畑があり、木々の緑もある心安まる小田園風景が眺められる。
鉢植えのポトスが窓辺にのびて、先っちょが右から木の鳥に絡み始めているー

【場所】自宅２階窓辺〜

歯ロウィン・・

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
秋の日暮れは早いからさっきまで緑だった街路樹は〜
真っ黒な大男になって歩道に立っている。
成城学園前駅北口から客を乗せて発車したバスが〜
調布駅南口へと向い銀杏並木の枝葉を揺らすと・・
今しがた西に沈んだ夕陽を追いかけていった！！

バスを見送ってから道を渡って一層暗くなった並木道をゆくと〜
この店「キッズデンタル・・」の前に通りかかる。以前は西洋アンティークの店だったと記憶しているから・・歯医者さん、それも子供専門だったとは今まで知らなかった。
植え込みが奇麗な草花で飾られた玄関前に、カボチャの大小が置かれているからハロウィンの季節なんだと知らされた。

ーその昔〜FUSSAジャパマーハイツに住んでいたハロウィンの頃にドアをノックされ〜
ワァ’ワァ’と可愛い６人の金髪のガキデビルにストックしてあった菓子を持って行かれたー

【場所】成城の街で〜

石の街

おらほばし’・・から来て仙川の街中へと信号を越えると〜
ストレートにのびる新道の両側には、石の街の風景がひろがっている。
建築家の安藤忠雄が十数年前から関わって出来た地域で〜
公的な劇場＆アートスペース棟この写真を見る と、
店舗など商業スペース＆住居棟とがあって・・・
コンクリートを多用した建築Designで誕生している！！

何ともローカルな名前のーおらほばし’は仙川駅から新宿寄りにある橋で・・
そこまでの谷間の線路を見下ろす細い道には古くからの飲み屋通りがあって、
すれ違う人の肩が触れる狭い道を抜けるとーおらほの橋’に出るのだ。

一足先に誕生していた仙川アヴェニューには、ギャラリー＆Cafe'、洋菓子店、不動産屋、ラーメンのめでた屋、インテリアShop、幼児教育スペース・・等があるが年に何度か訪ねると約半数の店舗は次々と看板が入れ替わっている様子だ・・。

最近に知った事だが、地元の調布市と安藤事務所との構想が進み、京王線の国領〜布田〜地域を開発する為の測量が既にもう始まっていて、電車は地下を通って地上を有効活用する計画なんだとか・・現在は田畑がひろがる沿線地域がコンクリートの街に。

ー新道がストレートにのびる商業スペースの歩道を行くと〜
パスタの店、インテリア・ギャラリー、ブティツク、○△オフィース・・とあるが、
未だ々空きスペースがあって、全体に温もりが感じられない・・私だけかなー

【場所】仙川アヴェニュー

石の蔵

京王線の仙川駅は谷間に駅ホームがある地理的な環境からか、南へと上がる一方向の改札口しか無く、またこの駅に急行は停まってくれない。
この石の蔵は駅から近い北向きの場所にある事から・・改札を出ると古い鉄橋を渡り大きく迂回して甲州街道からしか行く事が出来なかった！！

２０００年前後から始まった駅舎の改築と、駅前ロータリー＆道路新設工事が実行された結果〜仙川駅の周辺事情が大きく変わった・・良し悪しは別にして便利になったと思う。
新道が出来たからこの蔵の写真が撮れた訳で、大きな樹木の裏側には竹林が広くあったりする。
以前の事になるが、細く赤い鉄橋が駅の向い側から竹林へと架かっていて、その橋を不思議な気持ちで渡った事があった〜個人宅用だったのか？そして今もあるのだろうか？。

「蔵」・・家財の書画骨董、金品、商品、穀物などを安全に仕舞っておく為の建物と・・ケイタイ辞書にあった。
思い出したが竹林の道にたしか質屋の看板があったと思うから、永くこの地でやっている歴史ある質屋の蔵に間違いは無いと確信する。
２つ目の蔵のこの写真を見る ブロック塀の横に、荷物を運搬するワゴン車が停まっているのが証拠と言えるのでは・・。

ー思い出は重なるもので・・少年時代に暮らした根津の家は隣が大屋さんで〜
大きな石の蔵があって、壁にボール投げして遊んではいつも怒られていた・・
この大家とは借地権で裁判となり敗訴して、浅草へと追い出された・・ー

【場所】京王線仙川駅裏・・

街道に吹く風は〜

道幅の狭い旧商店街を通りぬけると〜
京王線から出て来た乗客も加わった事で・・
仙川駅前は喧騒がさらに渦を巻いていた。
そんな人混みから逃れるように甲州街道（国道２０号）へと向う！！

特別に何の目的も無いのにただ来てみた街道は、排ガスの充満する風が吹き流れていた。
街道の並木の信号が変わるのを待つ人達がいる・・渡った向う側は三鷹市に入る。
甲州街道は並木の列が新宿駅西口あたりから連なっていて仙川のここに来ている・・調布飛行場、味の素スタジアム、府中の大国魂神社から谷保天満宮、立川、八王子，高尾へと至るが〜その先はまだ遠方へと続く都心から山梨に通じる古い街道として知られている。

京王線の柴崎と国領駅の間で甲州街道は野川の流れを跨いで進む。
現代では車の流れが途切れない街道と並行して、昔の人達が歩いた旧街道が何ヶ所かあり、その道を人々は今も歩きつづけている。

ー東京から各地へとのびる幾つもの街道の中で、甲州街道に秋を感じるのは〜
甲州ぶどうのイメージが強くインプットされているからであり・・・
実際この場の街道に吹く風は排ガス臭１００％で、フルーティーな香りは１％も無いー

【場所】甲州街道ー仙川駅近く

AOSAN’ベーカリー

今日は家を出る時から「AOSAN」でパンを買う事を予定していた〜若葉町の「W’クリニック」で診察を終えと、自転車のハンドルを家とは真逆のその先へと向けた。
桐朋学園（仙川）の角を曲がるとキューピーマヨネーズ工場の方から、強く射し込んで来る西日で道路が光ってかなり眩しい。
道を横切ってマンションの蔭の脇道を選んで進むと・・このベーカリーShopにジャスト辿り着いて、自転車を停めた！！

AOSAN'はこの仙川に登場してから未だ新しいベーカリーであるのに・・パン好き人間の口から口へと伝わって早々と行列のできるパン屋さんになっている。今回は幸い客の並ぶ姿はなく店内に入ると食パンは売り切れで他のパンも残りが少ない状態だった。
焼きあがって未だ温かいバゲットとシュークリームの幾つかを購入すると〜入れ違うように犬を連れた男性客と女性客の数人が続けてやって来た・・。

今まで気付かなかったが店の外にテントが張らたテラスがあったこの写真を見る 椅子＆テーブルが置かれているから軽食が食べられるのかも知れない。今まで何度かアオサンのパンを食べてはいても、自分が来たのは今回が２度目で前回は定休日であり、店に入って買物したのは今日が初めてだった。

ー帰宅してコーヒをいれて味わったシュークリームは美味しかった〜
小岩のような素朴な外見がサクッとした歯応えで、中のクリームはモチッとした弾力があり・・そして抑えた甘みが後を引く初めての味覚だったー

【場所】調布市仙川一丁目・・