[Rappo' Land blog]

寒桜満開

公園を巡ると常緑樹の濃い緑の森の奥で，はっと目を見張るような鮮やかな紅葉が一本だけ燃えていたりする。砧公園がどんだけ大きく広いのか、ネット検索すれば分かるだろうがそれでは面白く無い。
とにかく次の森へと分け入ったからこそ・・この満開の寒桜と出会えたのだ！！

外から公園を抜ける幾つかの道筋があるらしく、OL仲間がやって来て寒桜の前で立ち話をすると通り過ぎて行った。母親を連れてやって来た女学生が「これよ〜この桜・・キレイでしょう〜」と、この寒桜を見物に訪れたようだ・・。
砧公園の全体像をよく知らないがとにかくビックだ〜幾つかの運動場があり、体育館もあり、スポーツセンターがあるし、世田谷美術館もある。
又この広大な緑の森を巡るサイクリングコースが設けられてもある。

緑の森の間をめぐるロードを少年達のサイクリング集団が走って来た〜。独特なヘルメットをかぶったスタイルをして、生意気なバイクに乗っている。

母親と公園に遊びにやって来ていた男の子が、サイクリングの少年達を見つけて、羨ましげにそちらへと視線を送っている姿が・・なんとも可愛らしく映った。

ー今年の夏頃に世田谷美術館で、横尾忠則さんの作品展「冒険王」をやっていたが、観に来られずに残念だった〜数年前に横尾さんは、ご夫婦で「TEto'TE」に訪れてくれている・・ー

【場所】砧公園内で・・

茶店パークス

パークスは園内で紅葉を見せる樹木のグラデーションに、ぐるりと包囲された草地の一角にあるから〜目の前からは空の彼方をゆく雲の流れと共に、広大な草地のフィールドの全てを見渡す事が出来る！！

ここは茶店だからお茶やコーヒーを飲んで、喉をうるおして水分補給をしたり・・
スナック菓子など摘みながら小休止の出来る場所で、大型の自販機が数台置かれてある。
すぐ横には屋根付きでテーブル＆椅子が用意されてあるが、今日は数匹の愛犬を連れた女性達が陣取っていて、愛犬同志でお互いの犬ホメをやっている様子だ・・。

茶店パークスの名は屋根の下から張り出したテントに・・記されてある。
サンバイザーを頭にエプロン姿のおばさんは、小走りで店の内と外と忙しく動いている。
子供達が来て、大人のカップルも訪れるし、犬までも寄って来て鼻先をクンクンしている。

パークスでは遊具も売っている〜バット＆ボール、バトミントンの羽根＆ラケット、大きなゴムまり等が所せましと赤・ブルー・黄色とカラフルに袋に入って吊るされている。

ー屋根の軒下からは、氷とおでんの赤白の布旗が風の吹かれてヒラリヒラとゆれてる〜
熱いコーヒー缶を飲み干してゴミ箱に投入すると、パークスを後にする・・。
年内にもう一度来れるかなと振り向くと・・茶店は大きな木の下に小さくあったー

【場所】砧公園内の・・

来て良かった！

まず園内に入って、気持ちよいと感じた〜色んな樹木に、それぞれの彩りがあり・・秋の日を受けて、刻々と変わる葉の色がある！！

樹木の発する気と、紅葉した薫りが漂っている。散った病葉と、地面の土が反応して暖かな匂いがする。それは動物達が寝っ転がって身を委ねたくなる匂いだ。

犬を連れて散歩する男女の姿が、何処からか現れると〜犬と共に樹間の下に入ってゆき・・・
草地に出て来て、又々樹間に入って行く。

幼な子と若いカップルの姿も、落葉を踏み分けてゆく〜
運動場のある左方向からは・・・
子供達の元気な声が聞こえてくる。

樹間から抜け出ると，円く広い草地が秋空の下にある。

ー本当に落葉が散った地面に、寝っ転がると良い気持ちだろうと思う〜
犬も子供も走りまわっている、紅葉した木々が包む様にそれを見守っているー

【場所】世田谷の砧公園・・

石門の美術館

上用賀に街をゆくと、家々の間から巨大な煙突が見えてくる〜
それは環八沿いにある世田谷清掃工場で、迷彩のペイントがされている。
煙突の高所では、白金光が点滅している、何かに向けてのサインなのか！！

煙突から送信するサインに誘われて環八通りに出ると、左方向に砧公園の緑が見えた。
清掃工場の前からは、横の道を挟んで交差点がありこの写真を見る 渡った向い側には、広範囲な緑の敷地を有する砧公園が出現する。

渡るとすぐの環八沿いに、この石の門、石の彫刻、頭上に三角形のステンレス塊を乗せたモニュメントがスッキリした姿で立っている。
この石門を通った奥には世田谷美術館があるのだが〜石門に注目して見ると、数本の立つ石柱（御影石か・・）は荒削りな鑿の跡をそのまま残してみせている。
それぞれの石柱にはプリミティブな、文字or記号と覚しきサインがあり〜
それを解読出来る人達に向けての何かが、刻まれているのではないのか・・。

ー実はつい数年前まで知ってはいても、この砧公園に来た事が無かった〜
その秋の日に、家から成城の街を抜けて、川沿いに辿って歩いて来たから・・
目の前に広大な緑と接した喜びは感動ものだった・・ー

【場所】砧公園入口〜

石を動かす

西用賀通りに曲がると２車線の道路は、両サイドの歩道と共に〜
南に向って何処までも、一直線に住宅街の中をススム気持ち良さだ・・
この透視図に街路樹の並木が紅葉して、朱色を添えている！！

KT病院の真裏にある用賀小学校は、下校時間を過ぎて誰も居ない〜
少しゆくと大きな木が紅葉して葉が舞い散る小さな公園に、親子＆家族が集まっていた。
お茶会をやっているのだろう〜持ち寄った菓子があり、おしゃべりする子供達の声が明るく、大人達が手にするカップから湯気が立っている・・枯れ葉散る公園で風流してる。

さらに直進すると向い角に大量の石が積まれてある場所に出た。
ひらいた門からは、中央の奥に黒褐色の三四メートルはある溶岩のような石塊が最初に目に映った。左横の道に停めたトラックの荷台に四五人がかりで、分厚くスライスされた１〜２mの石を積み込んでいる男達がいた。
タオルを頭や首に巻き、踏ん張る足のブカブカズボンに付着した白は石の粉だろうか〜
石を動かす’力の漲る作業は、今では珍しくなった男らしい動きをしていた。

ー私が知っている、台東区の谷中とか稲荷町の寺町にある石屋は〜
削ったり磨いたりの加工と、文字を刻み彫る石屋であって・・・
今どき都心では、庭石など大きな石材を積み出す石屋は珍しい光景だったー

【場所】世田谷の西用賀通りで・・

KT病院の前庭

東棟５の他の病室を訪れた見知らぬ見舞客と一緒に〜
ゆっくりと下降するエレベーターで１階に着くと・・
ホールの壁にはインフルエンザの予防接種を促す紙片があった。
今シーズンは大流行する兆しがあり、大量のワクチンが必要になると！！

病棟の数倍はある敷地を、駐車場がその大半の面積を占めているが〜
樹木の植わる緑地もあって・・ガーデン用のテーブル＆チェアが置かれた休憩スペースが設けられてある。院内に併設されてあるローソンに寄って、フライドチキン＆パンと熱い缶コーヒーを買って、樹間のテーブル席にゆきパクつくと気分が解放される。
頭上に覆いかぶさる枝は、未だ紅葉になりかけのモミジの木だった。

世田谷通りから病院の駐車場に入って来る車が、正面玄関の左横の車寄せにカーブして廻ってくるが〜そこに「テトテ」のお客さんが現れて、カミさんと立ち話となったこの写真を見る 二三日前にプレゼントを買いに来店したお客のF橋さんは、介護の仕事で通っているとの事〜。

ーKT病院へは多くの人達が来ている、正面の受付を通った広い１階フロアはほぼ満員で〜近隣に住む老若男女・・幼児を連れた若い母親がいるし、診察や入院の手続きをする心配顔の人達・・全て終え今日の会計の順番を待つ人達・・誰も皆が不安の表情を浮かべているー

【場所】世田谷区上用賀-６

関東中央病院-東５

世田谷通り沿いにあるKT病院の東棟５階フロアに来ている〜
回廊になっているフロアの一番東へと行くと窓の外の彼方には・・
馬事公苑の樹々の緑が秋の空の下に静かにあった！！

義母が体調を崩して現在この病院に入院をしていて、今日は見舞いに訪れた。
六人部屋で・・南に向いた窓際のベッドの位置はカーテンで囲っても、朝からの陽光が満ちて温かく、義母は落ち着いた表情を見せていて〜先ずは一安心できた。

病棟の中央部は地上から屋上へと大きく抜けた空間を持っていて、建物内への採光と息抜きのスぺースとなっている。各階の病室を巡るその回廊から、患者さん達は点滴器具一式を携えたりして、空の様子を眺めたりしている。
病室が続く廊下はこの写真を見る 静寂に包まれており、壁の時計は午後の３時を過ぎたばかりだ。折りたたみの車椅子が１台置かれていて、窓からの光りが磨かれたフロアに反射して、清潔な明るさがここには流れている。

東５のナースステーションには数人の白衣の姿がここから見えているが〜写真には写らなかった。モニター画面を確認していたり、デスクで書類を作成している。ナース達に暇は無く・・何人かを残して病室の患者のベッドを訪れているのだろう。

ー議員及び公務員達が住む高級住宅のタダのような家賃が話題にあがるが〜
東５の窓から見える緑の中の住宅棟は、財務省関東財務局の局員達用の・・
用賀住宅で広大な敷地の好環境にある・・家賃は幾らなのだろうか？？ー

【場所】世田谷区上用賀-６

ウッディーなバイクShop

日常は自宅の２階アトリエの窓から見る東の上空に〜
環八雲’と言う名のプカプカと連なる浮き雲を目撃する事がある。
それは車輌の吹き出す大量の排ガスと、気象状況が合致すると・・
発生する雲で、環八雲’のニックネームで呼ばれている！！

今日その環八をゆくと、通り沿いにこのウッディーなバイクShopがあった。
このShop前あたりから、世田谷通りへとぶつかる三本杉交差点までの坂が〜
少し急勾配になって下っている。

秋だからShop前に植わる街路樹も紅葉していて、真ん前の環八通りはビュンビュカ、ビュンビュカ〜大型車が引きも切らずに次々と瀬田＆町田の方面へと走行してゆく・・。

バイクShopの上階はモルタル造りでも、１階のShopは外に立つ柱と木の看板があり、板壁が張りめぐり、観音開きのドアもガラス小窓のある木製で出来ている。

ー人間が生み出した便利でカッコ良い乗り物としてのバイクに何の文句は無いが〜
爆音を鳴らして夜の市街を走り抜けるライダーの馬鹿達には怒りを感じている・・
取り締まる事が出来ない、交通警察にも問題がある。
バイクをスマートに使って欲しいと願う〜人の為にもバイクの為にもー

【場所】世田谷区桜丘４の環八通り

環八の,M2

　　　　

　　　　　

小田急線の千歳船橋駅近くの環八通りを、三本杉陸橋へと下って行く坂の途中に、ギリシャ神殿かと見紛うばかりな砦のように巨大な建造物がある。
砦の頭上にはM2、メモリードホール、の立体文字を乗せている！！

「M2」人気の建築家である〜「隈　研吾」の設計で１９９１年に環八沿いに建てられたマツダのショールーム。それまでのマツダをM1と見て、２つ目のマツダの拠点となるべく・・ビル名をM2としたようです。
斬新なポストモダン建築として、世田谷美術館および砧公園からも近い場所の位置にあって、環八を行き来する人達の目にとまる建物となっている。

現在は２００３年３月から、外装はそのままの状態を保ち、内装の改造をして〜
「東京メモリードホール」という名を掲げた葬祭場になっているそうです・・。

環八の反対側から眺めるこの建物は〜天井の高い４階建てで堅牢な石造りの屋上にギリシャ神殿様式のビッグな柱が根を生やしてあり、秋空に向いそびえ立っている。
この存在感は小田急線の車内からも目撃していた。

現在は左のビルでは、メンテナンス中のようで〜屋上から垂らしたロープに数台のワゴンがセットされているのが確認出来る〜寒い季節は大変だ。

ー今回この場所を通ると、大きなクィーンズISETANの新店舗を見付けた〜
M2と横並びの位置となる、同じ環八通り沿いに出来ていた・・ー

【場所】世田谷区砧２丁目、三本杉の近く

紅葉の並木

秋もいよいよ本格的な紅葉シーズンを迎えたから〜
並木と共に日々を暮らすこの街の人達は・・・
この輝きを享受できるシアワセの時にいると言える！！

成城学園の外周の道を自転車で走って来て、正門前の大きな松の植わる所で〜
ペダルを止めて右へと向けた視線の先が捉えたワンショット・・。

秋晴れの午後の日差しが丁度このイチョウ並木に焦点を当てたようで・・
イチョウの葉群れの中を通り抜けた黄金のシャワーが、わらわらと路上に降りそそいで、
歩道をゆく人の顔も肩も膝も・・踏み出す靴先をも黄金色に染めている。

次の日の夜に、イチョウ並木に来て見るとこの写真を見る 並木の信号の所で営業中のタクシーは紅葉などは目に入ったとしても、今夜も客をキャツチする事に夢中だ。

ー天気情報によると、北海道・青森・秋田で雪が降り、九州の長崎・鹿児島でも降り〜
東京の街々を染めて燃える紅葉の秋の訪れは、寒さが連れて来たわけで・・・
秋が深まる今度の連休中には・・私の誕生日が訪れる・・好きな秋の日ー

【場所】成城学園前イチョウ並木の、昼＆夜