「すし喰いねぇ!江戸っ子だってね〜」
「あったりめぇ〜よ!江戸は江戸でも神田の生まれよ〜っ」
不出世の浪曲界のカリスマであった「広沢虎造」が唸る名調子の一節、
2009年1月の神田駅には、そんなべらんめ〜調の雰囲気は見当たらない!!
御徒町駅から乗った山手線が秋葉原に到着して・・再び駅ホームを発車すると直ぐ眼下には神田川の流れが現れる。その上流に万世橋のクラッシックなシルエットが一瞬見えるのだが、今回もシャツターが押せずに手前のビルに邪魔をされて視界を遮られてしまった。
次の神田駅で下車をすると乗りかえる為に階段を下りて、構内を少し歩いてから階段を上って中央線のホームに立った。ホームから眺める西口駅前は大小の商業ビル群が林立しており、その屋上や壁面には所狭しとばかりに広告看板&ボードが張られている。
その中に2枚つづりでサッカーの中田英寿の広告写真があったが、オーラを全く感じさせないごく普通の表情をして、ホームに立つ人達の視線を浴びていた。
ーこの日は新宿へ出る事を予定していたので、そんなホームの光景を見ながら〜
南に位置する東京駅から、間もなく走って来る中央線の赤い車体を待ちわびたー
【場所】千代田区神田
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