[Rappo' Land blog]

一本桜満開’

仙川駅の近くにあるスーパー前の広場には、一本の木があった。それが桜の木だったとは全然気付きもしなかったが、今日来ると美事に満開となったサクラの花で・・道をゆく人達の視線を集めていた！！

デパート系の大きなスーパーが来客用の駐車場として確保してある隣接地に、フリーなこのスペースを設置してあるのだ。

親達が店内で買物する時間を、子供が外で走って遊んだり、菓子なりジュースを飲食しながら待つ場所なのだ〜でも夜になると地元の若者が誰かを待つともなく石段に座ったり、たむろしている姿がこの同じ場所で見受けられる。

２０００年過ぎて、大変貌した駅の南側のこの辺り（幾つものビルが建設され、新道も開通した）では、Shop前を飾る草花木は別として、樹木のグリーンは極めて少ない街となっている。

ーその昔の駅前では、桜の古木が枝を拡げていた所が無法の駐輪場だった〜
現在ではバスが発着する広いロータリーとなったその場所で、桜は今年も満開だと．．ー

ここは’〜調布市仙川の、Q'イセタン前広場です

桜並木の成城

大きな図体を揺らして成城駅北口へと向う路線バスを見送ってから、排気ガスを吸わないようにしばし息を殺して、桜並木の道へと渡って入った！！

先週までは、成城サクラ祭りがこの一帯で行われていて土日は大勢の人出があったと、今年も出かけた義父からの話しで聴いた。地元の商店街の有志が世話役となって、甘酒のサービスや桜の苗木などを、見物に訪れた人達に無料で配っていたとの事だった。

桜並木は駅前から南北に真っすぐにのびるメインの道と、東西から入る横の道がクロスして碁盤の目のように刻まれた道であり、羨ましい様な邸宅が並ぶ高級な住宅地域でもある。

誰もが毎日の生活の中では通る道筋が何となく決まっていると思うが、桜の時季になると桜並木のメインの道も横や脇の道にも、通常とは違って昼〜夜となく通りぬける人達の数はグンと増加する。

ー今年の東京は開花宣言があってから、冷え込みが戻って寒かったから〜
自然の天候で桜の花は低温保存されたまま・・・未だ未だ咲きつづけるのかー

ここは’〜成城−６丁目、桜の並木通り

サクラ桜さくらばし

桜の季節になると都内には桜の名所が数々あるから、各所に於いて「サクラ祭り」が行われる。
そこに花の咲くのを待ちかねて集まった多くの人達で、まさにお祭り騒ぎの賑わいの宴が展開される。
子供の頃は根津から歩いてゆける上野の山が、家族と近所の人達でやるお花見の場所だった！！

仙川の流れに架かる橋上からは、成城学園のグランドがグルリと見渡せる。そしてこの小さな橋の鉄柱には、平仮名で「さくらばし」の文字が印されている。

川辺の遊歩道を通って来ると、頭上に被さるようにして咲く桜の花は未だ五分〜八分咲きの状態だった、場所にもよるが満開とは呼べない。

昨年だったか、俳優の地井武男さんがTV１０チャンネルの番組「地井散歩」で訪れて、「東宝撮影所からこの川沿いの道は・・桜の名所なんだよ〜」と言っていた。

また川沿いの祖師谷に住んでいる、前田吟さんは、この辺りを毎日の散歩コースとして、愛犬を連れてウォーキングしていると或る出演番組の中で話をしていた。

ー桜は、日本人の感情をのせて唄い易い花なのだろうか〜
森山直太郎は数年前に、自作のサクラの歌を切々と熱唱していたし・・
その後も数人の歌手が、サクラをテーマにした歌をリリースしており、
思い入れたっぷりに唄って、それぞれヒットしているらしいのだから・・ー

ここは’〜世田谷区成城−６の仙川沿いです

独所で読書

あたかも日々の経過を計測するように〜
２週間に１度の割合いで図書館通いが続いている、
春夏秋冬　又　春夏秋冬　又々　春夏秋冬と〜
季節は、暖か、暑く、凉し、寒い、と移りかわり、
すでに１０年以上もこのペース配分は守られている！！

そんなわけで今日もやって来た午前中の図書館は、何か爽やかな空気が漂っていると感じるのは、午後の時間帯と違って館内にながく居続ける人達が、未だ来ていないからなのだろう。

受付カウンター近くの本棚には、昨日〜今朝に集まった返本の山が出来ている。
図書館の女性スタッフ達は、それ等を元のあるべき本棚へと抱えて戻す作業をしているが、本はズシリと重いし立ち仕事で動き往復するのは、大変な労働になるだろう・・。

窓側の通路の本棚横には誰も居ないと思って来たら〜
ブラインド越しの柔らかな午前の光りの中で、一人静かに座り、本読む男がいた。

ー来る時は、桜の花が咲く木の下を選んで来たから〜
帰りの道も、桜の花が咲く木の下を通って帰ろ・・ー

ここは’〜世田谷区の砧図書館

「みんなの森」は・・

荒れた雑草地の原と、雑木林で覆われていたこの辺りに自ら迷い込んで〜
困ったと云うよりも何と云うか少年の日の冒険遊びの楽しさに近い感覚を・・
味わったのは、２〜３年前の夏を過ぎた頃だった！！

この「みんなの森」は坂の下にある観世音堂の寺の裏山ともどこかで繋がっている筈だから、グダグダでボウボウの道があるだろうと思う。それは多分、雑木の下の薮草を踏み分けて登って来るから、首筋とか二の腕が痒くなるオマケ付きの道だろう・・・。

この日、少年達が草野球をやっている場所は、住宅建設の際に何かの事情で残されたような空き地と、地元農家が放置したような畑地とを合体整理して広場が造られたのだと考えられる。直ぐ近くに小学校があるから１０数台の自転車が集結していた。

みんなの森・・に潜入するゲートは丸太梯子を横に使い、遠くから見えるように掲げてある。
森のけいじ板・・は皮付きの縦割り板をボードの小屋根に使ったり、大小の丸太を組んだりした手作り１２０％の労作だ。

ー犬を連れて散歩をする人達には、絶好の場所なんだろうか〜
２頭の中型犬を連れた男が外に出て来ると・・・
柴犬の雑種を連れた男女が、枯れ草を踏んで入っていったー

ここは’〜世田谷区成城-９丁目の奥

ウルトラマン街の花屋

店頭でお客さんと立ち話をしているこの花屋さんに来るまでの間に、既に１軒の花屋さんの店前を通って来ている。更にここから駅へと向う間にはもう２軒の花屋さんがあるから、この街で生まれたウルトラマンは花が好きだったのかも〜！！

この花屋さんから斜め前に交番があって、その背後から環八までの地区には多くの人達が暮らす、祖師谷団地が建っている。
小田急線の祖師ケ谷大蔵駅から北へとのびるメインの通り、すなわちウルトラマン商店街から曲がってケヤキの並木道を入って行くと、団地内には緑陰公園＆広場があったりする。
各棟と棟の間隔には樹木の緑を配してあったりと、かなり大きな敷地を有する、昭和の時代からの歴史ある団地だ。

ウルトラマン街のこの辺りに寄るのは、鈴木精肉店のメンチ＆コロッケ（神戸牛入り）を買いに来る目的があるのだが、この日は定休日だった。
自宅の庭や店や家で使う花々は、近所の知り合いのフラワーShopで買う事が多いので、ここの花屋さんで買った事は残念ながら未だ無い・・・。

ーこの商店街に古くからあるのが見て取れる、花屋の様子から〜
お客さんは団地で生活をする常連の人達が多いのではと思われる・・ー

ここは’〜世田谷区のウルトラマン商店街

丘に建つ家々

鞍橋から渡って来た人達を待ち受けるように、高台に建つ家々が茜色の夕陽をうすく浴びて、正面に構えている。
この家々の後方あたりに「釣り鐘池」があって、２年に１度ぐらいの割合いで行くと、迷って辿り着けない事がある！！

この地域の道は、川の流域に沿った道、高台へと上がる道、S字状にグルリと廻り込む道、さらに高低差がからみ合ったりするから一筋縄にはゆかない。
閑静な住宅地だから目印となるような商店も見当たらない等の極めて曖昧な場所で、方向を見失ないやすく感覚を狂わされてしまう・・迷いを誘発するエリアなのです。

背の高い樹木が多くある傾斜面の地形に建っている特性を生かし取り入れた、個性的な住居があるこの辺りを２年前にブログに書いているけれども・・この季節に訪れるとまた以前とは一つ違った景色だと感じた。
今日来て見ると写真から切れた左隣りでは、少々変わった住宅の新築工事が行われている等の変化が見て取れるから眼が離せないし、その新築なった家の姿も確認したいと思う。

ー現在は秋〜春と枝葉が落ちて未だ風通しの良い風景が見えているけれども〜
ソロソロ旺盛な緑の芽吹きが始まって、地上に草花、樹々に枝葉がみっしリと繁ると・・
建物の殆ど半分は緑陰の内部に没するだろう・・ー

ここは’〜世田谷区祖師谷-４丁目あたり