JR御徒町駅に近いガード下を抜けて歩いてくると〜
黄土色のテントを張った昔からの靴屋が角にあって・・
日陰の横丁へと曲がって入ると、この男子専科が秘っそりあった。
そこは角から奥へ幾つかの商店と住居が同居する昔アパートの様であり〜
どっぷり古色に染まったモルタル壁は、経過した年月を物語っている!!
男子専科は、色落ちした青テントに染め抜きされた洋服店の文字であり〜
時代に取り残されたそのままを継続して来たのだろうか、受ける印象は極めてうすい。
2枚の写真の中で色彩らしき物を捜してカウントすると〜
窓にかかる簾の黄色、道沿いの木箱から這いのびる蔦草と植物の緑色、ポリバケツの切なくうすい青色、ドアに取り付けられた郵便受けの赤色、・・の四色だった。
ー古アパートの男子専科の店から少しゆけば、デパートの壁面が見えてくる所にでる〜
この木造モルタルは日陰の裏道にある影響からか、全体に無彩色で立体感が乏しくて・・
撮影スタジオの書き割りの如くに、なんとも儚げだった・・ー
ここは’〜台東区上野三丁目、裏通り
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