時代を遡って見ると、昭和の前半の東京下町では〜
民家が軒を連ねた、どこの街の横丁風景にも・・・
防火用水(コンクリート)が各家の前に置かれてあったり、
ゴミ箱(コールタ塗り蓋付き木製)も横並びであったりした!!
ビル街の裏通りは薄暗い〜そんなビル壁に四方を取り囲まれた影の場所に・・
アジサイと大きな八つ手を玄関前に従えた、この小さな木造平屋はあった。
角の家が無くなりパーキングとなった事で、2軒目のこの家がはっきりと見える様になったのだ。
家の横手にとまわる木戸口に貼られた黒犬のポスターは、探偵社の広告なのだった〜
この街のアチコチで見かけるが、やたら存在感のある黒犬だ・・。
防火用水からシダ類の大きな葉がのびて、風に揺れるのは土が全面に埋まっているから。
左隣りのパーキングに大きなトラックが停まっている、この小さな家よりもデカイ。
青い波板トタンが間にガードしてあるが、玄関の小屋根も青トタンが使われている。
ー各家庭にお風呂があるようになって、街の銭湯が消滅した〜
防火用水の必要性も無くなって、今では街から消えて見かけなくなった・・ー
ここは’〜台東区御徒町の裏道
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