東京の下町に来ると、大通り裏の路地の細道に潜る〜
住人の人達には迷惑と思う人もいるだろうが・・
この東上野・下谷神社・稲荷町駅の界隈は
家と家とのスキマを通り抜けできる空間が楽しい
自分も過去にこのエリアの住人であり、甥達は今も暮らしている
表通りはビルになっても、裏は十年一日の如く不変に見えている
現在は家と路地はそのまま残っても、住人はNewな世代が多く暮らす!!
表通りには勿論の事に商店があったりするが、郊外とは違ってこの辺りの下町は家が建て込んでいて個人の庭などは殆ど無いに等しい。だから表通りの街路樹と、路地の各家前に置かれたグリーン鉢の草花の緑が、ささやかなる庭的な役目をカバーしているのだろうと思う。すきま〜隙間〜スキマ〜幅の狭いわずかな空間からの出入りは、雨降りの日は傘を閉じなければならない不便さがある、また季節の変わり目などには、抜け出たその先に新世界が出現した様な白日夢を覚える瞬間もあったりする・・劇場空間でもある。
◆不思議に思うのは裏路地や袋小路は子供達の世界でもあるのに、遊ぶ子の姿が見当たらない事で〜
自分が子供の時には学校から帰ると、親に呼ばれるまで路地を駆けまわって遊ぶ毎日だったのだから・・◆
ここは’〜台東区東上野3〜6丁目
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