[Rappo' Land blog]

JR新宿駅南口の景

駅南口の外へ出ると新宿陸橋の上になる〜昨年末までは工事現場だった場所が払拭されてクリーンに消去されていた。正面のサザンテラスの上には白雲が流れて彼方にはNTTドコモの電波塔が冬の青空にくっきりと見えた・・今日も新宿日和だ！！

一体何がどの様に変化し変貌したのか判断は出来ないが、永い期間にわたって目障りな工事中のフェンスカバーが通行の邪魔をしていたのだ。駅南の出口からは寸時の休みも無く人々が吐き出てくる。駅ビルLUMINEの１＆２があって吉本喜劇が中にある〜陸橋を下りてゆく先きは明治通りの流れとぶつかる。

この場所から西に視線を向けるとビル群の中でも特徴的なフォルムの・・パークハイアットの三角トップのギザギザが往来する車の薄青いガスの彼方にある。

ルミネ２階からサザンテラス側へと渡るブリッジが、新宿陸橋をゆく車輌達に影を濃く落としている。この日も陸橋の甲州街道を往来する車列は切れ目も無く流れていた・・。

◆この街道を越えた向かいのサザンテラス側は〜渋谷区になるのです・・◆

ー新宿陸橋＆甲州街道の辺りー

移動する冬の人達

都会生活者は季節を問わず夏も冬も移動する〜

自分が住む街の駅から電車の乗客となって吊り革を握る人達

陽の当たる窓際の席に座るとケータイする人達

走る車体の動きに大きくふられゆれる人達

やがて駅に到着するとホームから急勾配の階段を我れ先にと駆け昇る人達

駅構内を行き交う混沌の人波から改札を抜け出る人達

冬の人達は駅を出ると冬のビル街へと放射状に散る散る散る・・・

◆東京には乾燥注意報が出ている〜つい先日の事ですが、元ジャイアンツの桑田真澄さんの父親が火事で命を落とした・・合掌◆

ー小田急線車内＆新宿駅構内ー

冬の窓と読書ポーズ

館内の西側にある窓からはブラインドを透かして外に立つ灰色の街路樹が見える〜冬の日暮れは早いから西に傾き始めた太陽を浴びて裸木の枝が目映く反射している！！

図書館内では何ヶ所かにソファー席や大きなテーブル席が用意されており、ジャンル分けされた本棚から選んできた本などを・・その人好みの席で、楽な自分流のポーズで、それぞれが読書の時間を過ごしている。

◆本棚の手前にニス塗りの木箱があって数種の新聞が置かれている〜最近になってここの新聞を読みに来る人達が意外に多い事に気が付いた・・◆

ー世田谷区祖師谷三丁目ー

2010’1,成城橋

成城駅前の商店街通りから少し離れた場所に来ると〜日差しがあっても空気が冷たく流れる午後の街角に立ち停まり信号待ちをする。
信号を向い側へと渡った所から始まる坂の入口から緩くカーブする道なりに下りてゆくと・・冬の成城橋の上にと至るのです！！

橋を自転車で渡りながら道路上を見ると、坂と橋の境目を示す鉄のフレームがくっきり分かるし、歩道を守るガードレールの切れ目には橋である事を知る石柱がちゃんと存在している。

成城橋の坂道と並行する小田急線の高架橋が送電線の束を従えて画面の中央に集約すると〜無音の音を響かせて先細りとなりつつ次の駅へ又その先の新宿方面にと向って何処までも延びてゆく・・。

◆2010の今年になって初めて渡る冬の成城橋では〜車やバイク＆自転車などと競争する事無く、先きを急がず，慌てる事も無く・・マイペースで走って渡った。追伸〜左の電柱横に自分の影があった◆

ー世田谷区成城６を流れる仙川に架かる橋上ー

くの字坂のぼる

「くの字坂」は地図には無く勝手に名付けて呼んでいる急坂なのです〜のぼり切った左にはテニスクラブのコートがあるから、ラケットで打つ球の音がかけ声とシンクロして、この日もくの字に曲った坂の途中から聴こえた！！

崖下の道から自転車と共に快晴の澄んだ冬空に向って急坂を上るのは〜しんどく悩ましく又ちょつぴりと楽しくもあるから、スポーツ疲労に近い感覚と言えるのでは・・。

自分が生まれて育った文京区の根津と云う街は坂の多い場所だった。本郷の台地と谷中の丘＆上野の山とに挟まれた土地だから、お使いに行くのも坂を上り下がり、学校へ行くにも坂を登り降りして通った事が・・今も身体に記憶としてインプットされている。

◆今住んでいる自宅から裏へと１５０m程ゆくと坂のある場所となる〜そこには緑の多い崖地の斜面を生かした個性的なDesignの建物が見られる・・◆

ー調布市入間町三丁目の坂道ー

「OZ」へ買物ウォーク

冬のこの時季は誰もが運動不足になり勝ちだから〜
夕飯の買物をする目的も兼ねてウォーキングを実行しようと、
マフラーをぐるり巻くとスニーカーを履いてに出かけた。
成城の街を抜けて正月にお参りした観世音堂前から橋を渡ると、
祖師谷の丘をのぼってウルトラマン商店街に辿り着いた！！
＊　＊　＊

季節を問わずに人波が絶えない夕暮れの商店街を歩いて「OZ」まで来ると、スーパーの店前には産地直送の野菜＆果物が箱で置かれてあり、そこには活気あふれる市場に集う人々の姿を連想させる光景が展開されていた。

日常生活の現実的で大切な食欲へのストレートなエネルギーに満ちているからとても好きな場面なのだ〜だから自分自身もその場に登場して食材を選ぶのについつい熱中してしまうのだった・・いつも。

◆昨年の秋頃から何故かサツマ芋が好きになったのだ〜それもシンプルにただふかしただけのホクホクと熱いサツマ芋の味に・・オイシサを感じているのです・・◆

ー世田谷区ウルトラマン商店街ー

崖に並ぶ三角の三軒

昨日は東京に初雪が舞って寒かったが〜日本海側では南北にわたって寒波が襲来して大荒れの天気となって被害も起きていた・・そして都市部には乾燥注意報が発令されている！！

崖下の道から公園を抜けてゆこうと、自転車でゲートから園内へと入った。冬枯れた木立から先きへと勾配のあるくねった細道を走ると、前方の崖上にそこだけが太陽光を受けて明るいこの三角形をした三軒の家があった。

三つ子の様に三軒が隣り合って並んで建っているのは、何らかの関連性があるのでしょう〜そしてそこには２階のテラスを有効に使用する為の建築Designが施されてあるのは確かでしょう。

冬の現在でも見たとおりの日当りの良さと、崖上からの眺望の良さには、連帯する三軒の家それぞれに満足のゆく住居となっているのではと思った・・。

◆晴れた今朝は青空の下を寒風が強く吹く成城の街から〜喜多見のクリニックに行き診察と２種類の薬を受け取って・・帰りは野川を越えて崖下の冷えた道を来たのだった・・◆

ー調布市入間町三丁目公園ー

箱の家

住宅街の通りにこのシンプルな四角い箱型のフォルムが目立った〜通りからの目線では玄関口も窓も見えないストイックな建築スタイルは・・Designの美意識を最優先していると感じた！！

一見すると和の懐石料理を食べさせる割烹なのかとも見間違えそうな造作でも〜南側には太陽の日差しをキャッチする解放的な窓がある等と・・樹木も植わった庭を持つ一般的住宅の豊かな温もりを感じるクリーンでシックな建物となっている。

本体の白い箱型の家は切れの良い直角の２階建てであり、そしてこの家を守護するようにオイルステン仕上げの木板がグルリとスノコ状に組まれてある。それは目隠くしとしての消極的な使い方ではなく〜積極的に包囲して白い箱の家とのコントラストを見せる・・バランス感覚の優れた外観を構成している。

◆一般住宅に見られる様な凹凸壁面（部屋の数だけある）や〜不規則な窓の大小＆小屋根などを排除してスッキリした白い家の外観に・・木板の縦ラインのリズム感が気持ち良いと思った◆

ー調布市入間町２丁目ー

野川沿いの黄の家

今は昼を過ぎた時間で目映いばかりの青い空と日差しを受けていると〜季節が冬だとは忘れそうになる・・でも川沿いのこの辺りは足元に感じる風は冷たく寒い！！

野川の流れを望む川沿いに明るくインパクトのある黄色の家があった〜それは大きな家であり部屋数も多いから親子の２所帯が暮らす住宅のようであり・・家の横手にも玄関が見えるし数台の自転車が置かれてある。

野川の上流に向って右側に位置するこの辺りでは〜川沿いに建つ事を考慮したのでしょう道路からは２mの高場に家々は並んで建てられており・・未だ未だ新築の状態をしている。

◆黄色のこの家は川を渡った向い側の〜東野川サイドからも鮮明に見える強い色調をしているが・・私も黄色は大好きなのですが自宅は押さえたクリーム色にしている◆

ー調布市入間町２丁目、野川の右岸ー

2010’冬の駅前

駅前広場では、樹木にセットされたLEDのイルミネーションが点滅していた。

冬の日がほんの少し前に、暮れたばかりの薄暗がりの中で
漂う青白い波光が、水中の冷気を思わせるような・・
束の間の光景だ！！
＊　＊　＊

駅前では小田急線を利用する人やショツピングに来た人達が次々と行き交っているが〜
それぞれがスタイルを決めたサイクリングの同好会らしき一団の姿があった。
どれだけの距離を走ってここに到達したのか又この先はどこに向うのだろうか〜
お互い帰路のコースでも打ち合わせしている様に見えた・・。

日常にこの駅を利用する事になってから２０年になる〜成城駅はその間に何度かのリニューアルを繰り返していたが２００６年９月に新駅が誕生した。
駅ビルが建ち、南北通路が出来て、地下ホームからの発着となり・・
以前の駅の姿はまったく跡形もなくなっている。

◆駅前広場から二三歩で渡れるスーパーの角地に出ている屋台からは〜
焼き栗の焦げた甘さの匂いと燻った煙りが流れてくる・・
冬の成城は駅前から夜になる・・◆　　【成城学園前駅北口・・】