たそがれ走る沿線

  【京王線、八幡山駅〜千歳烏山駅・・沿線】

翳り始めた　ホームの西端で　街は　静かだった
視線は　直線や　分岐する　レールを捉える
ライトが　明滅して　走り来る　響きを感じた
八幡山駅は　環八通りに　ごくごく近い駅！！
＊　＊　＊
鞄を持ちホームのベンチから立上がる人達の目の前を〜新宿方向からの京王線車輌がゴォーツと滑りこんでくる。
＊
チトカラ商店街の踏切りが見える駅ホームでは〜家路に向う人達や、遊びに行く若者が電車を待っているが・・西日のあたる駅近くのビルの反射光が、上下ホームを明るく照らす。
＊
各駅停車に乗り換える為に、途中下車した駅ホームの窓から〜駅裏の路地に密集する店々の黄昏れる景色を眺める・・。

◆トワイライト・タイム＝黄昏れ時は、意味も無く何故か、もの哀しさを覚える〜
都会における曖昧で不確かな、この時間帯が好きなのです・・◆