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２月も終る早朝の４時半にトイレに起きると〜
粉雪がシンシンと舞い降り塀や車の上が白かった。
部屋に戻るとガバと、再びベッドに潜り込んで寝た！
雪に虚弱なTokyoの街はたった一日で雪国に変貌〜
個人でも地域でもトラブルが続出している！！
朝食は 降る雪を眺めながら 豆乳カフェオレで トーストを食べた！
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外に出ると ふる雪の中を来た バスの中に 乗客の影はまばらで〜
マンションの 道沿いにある バイク＆自転車は 雪を冠って不動のまま！
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雪は昼も降り続き ダスキンがモップ交換に 宅配便も届けられた〜
幼児の傘が バス停に出現しても 今日の雪は止んでくれない！！
＊ ＊ ＊
◆TVの天気予報はズバリ的中〜レンジで作ったカフェオレは冷めるのが早い！◆
崖斜面の３階建ての家は〜
２階が１階の玄関になる？？？
【世田谷区成城４丁目の崖地に建つ家】
四季の中で今の季節しか、この家を見定める事は難しい〜
他の季節では枝葉がバサリと家を緑の奥に秘蔵するから！
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成城の崖地の雑木林の中に木造３階建ての家が好ましく在る
山間部に建つ別荘を思わせる、自然豊かな佇まいをしてる
陶の火鉢がテラスに出てるのが、何故か気にかかる！！
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家への入口でもある急坂の登り口の所に、木の根元がドンと腰を張った形であり〜
地面には自然石がゴロリ置き敷かれ・・ここから訪問者は雑木林の奥の家へと導かれる。
下の道からここ迄スローで来た坂が、この木の根方から更に角度が上昇し〜
胸突き坂となって崖の上へと駆けあがってゆく・・。
◆大きな動物の背のようなゴツゴツした大木は〜クヌギかブナだろう・・◆
坂の降り口は昨年拡張なった〜
白い車がソロ々と降りてくる！
【世田谷区成城４丁目ー坂の途中の崖に不動尊がある】
野川の岸辺から 私鉄の橋下を潜ると 崖上に成城の街がある〜
傾斜が急な崖地を ２度曲折して上がる坂の名は 不動坂！
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不動坂は S字に曲ると云うより Z字に折れる 愛しき坂なれど〜
雨の日に 自転車で下降中に ブレーキが滑って 危険な体験をした
我がボロチャリでは 下から１番目の曲がりが のぼる限界なので・・
崖の大樹を仰ぎ見て 左の三つ池緑地へと 崖下の道をゆく！！
＊ ＊ ＊
不動坂に建つ左側の家並みの、石塀の形状を確認すれば〜
この坂の傾斜が如何に急勾配であるのかが、理解出来るでしょう！
◆しばらく、不動尊を訪れていないから〜春にゆきます・・◆
人の行き交う私鉄駅前から〜
商店街を抜けて橋に来ると・・
ガクンと人の流れが消えた！【世田谷区成城から喜多見へと渡る橋】
橋の上空を コンクリート橋が 断ち切るように 立ち塞がっていた〜
高架橋を 小田急電車が 成城の高台から 喜多見の街へ疾走する・・
車窓から眺める 上野田橋のあたりは 淋しい冬景色と映るだろう！
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上流の神明橋から ここ迄の岸辺を見ても 華やかな草花の色彩は無い〜
五時も近く 夕方を迎える時刻の橋上を 対岸からタクシーが出現！！
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この上野田橋の袂から近い所に〜カミさんのオジ＆オバさんの家がある！
◆走り去ったタクシーは、成城の不動坂を降りて来たのだろう・・◆
秋田生まれの父親は〜
無類のトーフ好きで・・
お酒で一丁、御飯で一丁を
いつも食べるのだった。
自転車で街を走るトーフ屋の
喇叭の音が思い出される！
【喜多見の街の豆腐屋さん】
豆腐が好きだから ほとんで毎日のように 食べているけれど〜
残念ながらトーフ店でなく スーパーで他の食品と 買う事が多い・・
街のトーフ屋で 製造状況が覗ける 現場の雰囲気が懐かしい！
＊
生まれ育った下町では 喇叭を鳴らして 毎日トーフを売りに来た〜
季節になると月島から 佃煮のおじさんが来て 皆が顔馴染みだった！！
＊ ＊ ＊
子供の時には、根津や千駄木の街のトーフ屋に鍋を持って行っていた〜
朝の湯気でくもったガラス戸を開けると、蒸気と豆の匂いが暖かいのだった。
おかみさんが、水槽の中に沈んだ豆腐を、一丁二丁とすくって鍋に入れてくれた。
根津神社裏の坂をあがった所にあった、野口豆腐店は同級生の家だった！
◆祖師谷商店街には、2軒のトーフ屋があって〜豆腐、おから、お揚げを買う◆
様々な店舗が大中小と軒を接する〜
商店街の中に堂々としたこの建物は、
フラワーShopなのだった！
【世田谷区喜多見の商店街で・・】
建物本体は 渋い色調のタイルで ４or５階の高さがある〜
屋上へ目を向けると 鉄装飾の 手摺を巡らせた テラスが見える！
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通りに面して 前方に張り出した 店舗使用の １＆２階は円筒形〜
多面体のガラス壁は テラリゥム構造で 外光を取り入れ明るく・・
Shop内は 吹抜け天井で らせん階段のある モダンな空間の筈！！
＊ ＊ ＊
Shop内、店の入口から道沿いにかけて、花鉢が所狭しと置き並べてある。
最近は生活する日常に季節感がないと、言われているけれど〜
花のバラエティーが淋しいこのシーズンは、花屋さんは忍ぶ期間なのか！
◆未だ寒いけど〜好きで育てている観葉植物に、新芽が出る日が楽しみ◆
街を歩くと商店の店頭に〜
艶々した柑橘類が並んでいた。
デコポン、甘夏、はっさくと〜
色鮮やかな果実の区別が・・・
私にはとても難しい！
【世田谷区喜多見の商店街】
駅から来ると 商店街の通りが 薄く暮れはじめて来た〜
子を連れて 主婦達が 夕食の買物に 訪れる時間だ！
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一緒に来た子は お菓子か何か 買ってもらえるかと 思ったら〜
大きく重い 大根やキャベツを 持たされて 不満顔になる・・
何かをねだる子 今度ねっと母の声 身を寄せあい 家へ帰ってゆく
期待がはずれたとしても 子は母と街での買物が 楽しいのだ！！
＊ ＊ ＊
通りかかったこの街の食品スーパーでは、冬の根菜類が売り出し中だった〜
椎茸、まいたけ、しめじ、等のキノコ類も安いから、寒さ予防の鍋に最高・・。
◆寒い夜は鍋と思い、大手スーパーにゆくとキャベツ白菜が肉よりも高価なのだ◆
都心から離れた 私鉄駅前の風景は 似たり寄ったりで〜
目隠しされて 連れてこられたら 何処の駅前か 直に答えられない
個性的な造作より 駅を利用する人達の 最大公約数の見地から・・
広場を造り 私鉄系列のスーパーや チェーン店を誘致している！
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街の旧商店街には 時代を超えて来た ユニークな建物があったり〜
家族経営の 温もりを感じる 商店と出会う事がある！！
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この日は駅前のクリニックで、尿検査と前立腺の触診を受けた〜
血液検査の採血で右腕に針を刺したけれど、何も痛くはなかった・・。
注射などがめっぽう弱いヘタレの自分が、幾らか強くなったのだろうか？？
◆2月も後半となって、近所の梅の木ではツボミからポッポと咲き始めた◆
【小田急線、喜多見駅南口広場】
館内には借りたいと思う本が貸出し中で〜
こんな日もあるのかと、諦めて巡る本棚に・・
新潮一月号「未来から聞こえる言葉」があった！
文芸誌【新潮】は、明治37年5月が第一号で〜今年108年目を迎えた！
＊大江健三郎＋朝吹真理子
対談「未来が聞こえる言葉」ノーベル賞作家と、若き芥川賞作家
大江さんからの「言葉のかたまり」は、彼女には重く感じとられたろうと感じた！
＊古井由吉＋又吉直樹
対談「災いの後に笑う」ベテラン作家と、お笑い芸人
名作「聖」「山躁賦」の古井さん、芸人の又吉が同時代の生活者として興味ある内容だった！
＊追悼「北 杜夫」多くの作品を愛読させて頂きました・・。
改めて多くの人達に愛された作家だと感じた、梅ヶ丘に住んでらしたとは・・合掌！
＊宮本 輝「満月の道」流転の海（第七部）が新連載で再始動〜楽しみ！
◆この新潮は、中身が濃く詰まった、感動の一冊だった◆
レストラン 居酒屋 ビストロ〜
リストランテ 料理屋 バル・・
＊
道沿いに ビール樽を置いた店
ワインの壜を 投げ入れた木箱が
乱雑に見えて 美的な配慮がある。
＊
木箱に絵になる素材を 盛ったり
道行く人に 無造作をみせる！！
＊ ＊ ＊
左窓のフレーム内から、色々な酒ビンが顔を覗かせる〜
赤い石油のポリ容器があって、掃除道具なども置かれてる。
どんなお酒と料理なのか、店内を覗きたくなる〜
店の雰囲気にも、触れたくなる・・・
そんなラフな気軽さを、トータルで演出している！
◆店は駅近くの通りで、ニシキヤ洋菓子店と同じ並びにある◆
【世田谷区ウルトラマン商店街】
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