【世田谷区成城6丁目近辺】
この家の前を駅への行き帰りにしよっちゅう通っている、車は一方通行の道で・・歩いて5・6分で駅へ行ける距離にある。
道から腰高の柵門を入ると棕櫚・枇杷・百日紅などの樹木が冬枯れた庭に、少々は乱調気味にその影を伸ばしている、さらにバラ用のアーチを潜る先には・・南に向いたガラス窓が光る2階家の洋館の玄関とテラスが見えている〜。
築40年は経過したと思える熟れた年月の跡が嫌みなく、何かスガスガしい艶っぽさの味付けを感じる〜赤茶の瓦を乗せた屋根と薄く青を含ませたグレーのモルタル壁に、しっかりした木製枠の窓が嵌っている。
今日始めて家横の細道にまわると水場と思える和の空間から平屋につながり、良く見ると2階がその先の上に乗っていて・・奥行きの深い建物だった事が判明する。
ー華やぎと寂寥を季節の変化で表現出来る住まいではないかと思う・・
敷地もかなりあって、六丁目と云えば成城でも中心に当たる場所なんだ・・
この家の下から見上げる横顔が素敵だ・・住んでみたいと思う好きな家だー
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