[Rappo' Land blog]

08春ウルトラマン商店街

街をゆく人の顔も、通り過ぎる街並や商店も、春めいた表情を見せている。　この商店街は小田急線の祖師谷大蔵にあって、朝〜夜と常時にわたって人波が絶える事は無く、いつも賑わっている！！

メインとなる駅を中心に南から北へとつらぬく商店街の道に、近隣からの買い物客が集ってくる。　駅前近くのあたりでは横へと曲がる路地や小径に多種多様の店々が、左右タテヨコ裏奥上下と蜜蜂の巣のように密集して、隙間も無く軒を接して並んでいる。

ウルトラマンの看板を見つけた〜駅前からは少々北へと向った本屋さんの横壁にあった。
この辺りは表通りにもマンションが建っていて、飲食店関係の店の数が多く見られる。
個人商店の八百屋、魚屋，豆腐店、肉屋さんコンビニなどが道沿いに幾つもあり・・
一歩裏側へと入ってゆくと民間アパート、公団住宅などと一般住宅がみっしリと建ち並んでいる地域が、さらにその奥にまで続いて広がっている。

久し振りにさらに先へと進んで行くと、左側に古本屋があって店前に４・５台の自転車が停まっていた。　入口上の青いテントに古本買入れの白抜き文字がくっきりと見えて、ガラス戸越しの店内で数人の客が立ち読みする姿があった・・。

ー別に目的も無く・・初めての街を訪ね歩きをする時には、本屋に立ち寄るのです〜
しばらく本をめくり時間を過ごして、再び通りに戻ると、気分は街に馴染んでいるー

【場所】世田谷区祖師谷大蔵〜

近江屋洋菓子店

この店は旧町名の神田連雀町にある老舗の洋菓子店さんで、創業は明治時代に遡る。現在では淡路町の地区にあり「食の老舗ゴールデントライアングル」の中に於いては代表的な店。

近江屋洋菓子店はもう一つの姉妹店が、本郷三丁目は東京大学の赤門からすぐ近い場所の並びにある。
通りに面した入口のガラスドアの外観から〜店内の洋菓子ガラスケース、奥にのびる長大なカウンター席＆椅子等々、さらに奥のトイレ室（特大）に至るまで全てが瓜二つの相似形に出来ている。
店内で寛いでいると、どちらの店に居るのかしばし茫然となる時がある。

この店の特徴と言えば、初めに５00円を支払う独特な料金システムにある。
コーヒー＆紅茶＆ココア＆ミルクそれと生ジュースのオレンジ＆イチゴ＆夏にはスイカや季節のジュースが用意されてあり，その全てが自由に選べて、お代わりが出来る。

それから更に人気のメニューは壷型の保温ジャーにボルシチがキープされて置かれてあり、熱々の肉と野菜が酸味の利いたスープと共に頂けるのです・・。
今日は奥の席に座ったので、キッチンで追加する分のボルシチを煮込むこの写真を見る
作業中の場面を観察していた・・ただ見ていただけ。
つい最近にラジオ＆TVでレポートされていた影響なのか今日は満席状態だった！！

ーこの店に来た時には必ず買うパンが売り切れだったのが・・残念だった〜
お土産にロールケーキ＆パウンドケーキを買った。
紙袋は茶のクラッシックで字体も渋く、ケーキ箱は明るく可愛いDesignで好きー

【場所】千代田区神田淡路町2-4

総武線昌平橋ガード

アキバの街中を歩くには良い季節になったが、ビルの裏側の道に入ると〜
背を押すように吹き抜ける風は未だ々冷たい・・。

様々なパーツ部品を店頭にズラリ置いて販売する店々・・
そのパーツ部品を覗き込み考え事をしては、しばし店先で立ち止まる人達〜。
アニメキャラの大きなポスターを掲げるShop店からは五月蝿いばかりの電子サウンド・音が、くるくる回転するイルミネーションと一体となって周辺に氾濫している。
そこから逃れて横に曲がると、自販機が幾台も集結して立ち並ぶ路地があり〜
そこは名の知れたトンカツ屋の勝手口だったりして揚げ油の匂いが漂っていた。

そんな混雑と混乱の場を抜けて、昌平橋通りまで来ると喧騒は嘘のように消え失せる。
お茶の水駅と秋葉原駅の間を結ぶ鋼鉄の総武線陸橋の雄姿が大きく架かっている。
東京都内から千葉県へと連絡する総武線車輌が頭上高くを少しスピードをゆるめて〜
鋲の打たれた歴史ある鉄橋をグォーツと重い響きで越えて行く・・。

昨年の初冬にエントリーした時にはこの写真を見る ベストショツトを狙って横のガソリンスタンドに侵入して撮影したが、今はGスタンドは無く工事用カバーで囲われている。

ー東京の街は常に変貌をして毎年ごとに驚くばかりのNewな地区が誕生している〜
その度にわんさと人々が流れては集り、観光地化の様子がそこに展開される。
そう云えば表参道ヒルズに未だ行っていない〜個人的に色々思いの残る場所だー

【場所】千代田区神田・・

08アキバ春めいて2

　　

JR秋葉原駅の周辺にはNewでピカピカの巨大なビルが幾つか建っているが〜
どれ一つのビルにも未だ非接触で・・アキバ新風景の大きなパーツの一部として・・
今まではただ見ているだけで、スルーと通り過ぎている。

駅北口から１分もかからない近くに建つUDXビルの脇道をゆくと〜
１階の道上に面してはコンビに＆食料品スーパー＆ドラッグストアが営業している。
さらにその先にゆくとビルの角に、一段高く４×５m位の底の浅いプールがあって・・
春の日差しにキラリ反射して水が流れる横にオープンCafe'が併設されていた。

UDXビルの外階段がある１〜３階には[AKIBA-ICHI]と云う名のフロアーがあって〜
約３０の店々が出店しており、飲食店街が形成されている。
その３階にユニークな円形型の気になる店があり、それが「須田町食堂」だと今回知った。
創業が大正１３年と云う洋食店の老舗で、昔からこの神田界隈にあった。
開放的なその窓からAKIBAの夜景を眺めに来る、若いカップル達に人気らしい・・。

ーこれから夕方を迎えるアキバの街で、中央通りに抜ける横丁のラーメン店が準備中〜
店の外にも椅子が置かれたCafe'スタイルのラーメン店を、以前には知らなかった。
そう云えば末広町のビル裏の細い路上に、ラーメン店の看板を置いた小店はどうしたかー

【場所】千代田区外神田−４

08アキバ春めいて1

平日なのにアキバの街を行き交う人の数は多く、信号待ちをしていると見知らぬ人と接触し肩がぶつかる。

ようやく季節は冬を越えて春’春’春めいて来た陽気に、敏感に反応した人達の正直な行動なのだろう。

軽くジャケットを羽織って、マフラーを巻いて、軽くステップでも踏むようなテンポで、大通りの角から青信号に変わった歩道を渡って行く。

表の通りでも横から入った裏の道でも、アニメのキャラクターの大きな瞳が目に付く〜
可愛く作られていると思うが、大人の年令の男が魅せられるのが今一理解が出来ない。

ー自分が若い時に、子供向きにアニメを制作していた会社で働いていた時代がある・・
現実と違う夢の世界を子供達に与える・・そんな気持ちで一秒一秒をつなげて〜
タップに留めた紙に次々と描画をして、絵コンテのキャラクターに命を与えていたー

【場所】アキバ路上にて〜

昌平橋

東京人なら誰でも知っているように新宿から来た電車は、お茶の水駅を過ぎると〜
次の停車駅は神田（中央線）と秋葉原（総武線）のふた手に別れて夫々の駅のホームへとすべり込んで行く。

その別々に走行する車窓の下に神田川の流れが見えて、そこに昌平橋が架かっている。
とても地味な石造りの橋は時代を重ねてアンティークとなり、渋い面構えをしている〜
上を通る人を優しく無言で見送る、いぶし銀で好きな橋なのだ・・下流の万世橋も良い。

この昌平橋から南の皇居から来る外濠通りが、この橋を渡り終えて左へ曲がると・・
相生坂から上って聖橋、お茶の水、飯田橋、四谷見附の西方へ向う。
また橋上から直進して始まる不忍通りを辿って見ると、神田明神下交差点から〜
湯島天神下交差点を通過して上野池之端の水辺に到達する。

ー橋の上で撮影していると鳩が飛んで来て頭上から糞を浴びてしまった〜
耳の後ろに感じて手で払い落としてから、橋の手摺に上着を拡げて点検する・・
リックにも被害は無く一安心、良く見ると橋のアチコチに糞の跡がこびり付いている。
お年寄りの御婦人が欄干から川面を覗き込んでいる〜そっと鳩が寄って行くのが・・ー

【場所】千代田区神田の昌平橋にて〜

松栄亭ー洋食

神田淡路町に昔からある洋食レストランで、２０００年を過ぎた頃に〜現在の新店舗に建て替えられている・・と云う事はそれ以来４・５年ぶりの訪問だった。

この界隈は「食の老舗ゴールデン・トライアングル」と呼ばれている・・神田郵便局〜交通博物館〜淡路町交叉点の３つの点で結ばれた神田連雀町（旧町名）の地域にあたる。

そしてこのエリアにあって全ての店の創業が、明治時代とされる老舗の食べ物屋さんが暖簾を代々受け継いで、なお現在も営業をし続けて来ているのです。

この店の初代には、夏目漱石が来店して主人に作らせた肉のかき揚げ天ぷらが好評で、
洋食天ぷらのメニュー名で、当時の庶民に受け入れられた歴史がある。
作家で食べ歩きの名人だった池波正太郎さんが取りあげた事で、昭和の終わり頃から〜
再びスイッチが入って一般に又々知られるようになったのです。

今夜はハヤシライス＆オムライス＆ポテト野菜サラダ・・をいただいた。
リーズナブルな普通の値段で、気取りの無い、さっぱりとした味覚が良いと思った。
以前は見えなかった息子さんが、厨房でキビキビ働く姿が新鮮に映った。

ーそう云えば以前の古い店が終る寸前ごろに寄った時に、親子二代の料理人と〜
ある雑誌の１ページに掲載された、記事と写真を見せてもらった事があった・・ー

【場所】千代田区淡路町ー２

Sofmap

デジタルカメラを捜しに今年初めてアキバのSofmapに立ち寄った〜

今日もアキバの街は人出が多くSofmap前からぐるりと中央通りの左右を見渡すと〜
神田明神通り角にあった三菱銀行UFJビルが取り壊されて無くなっていた。
工事用カバーがされた現場内では、作動するクレーン車の数台が大首を振っていた。

それから向い側は確か・・ヤマギワだったのがソフマップ本店の表示になっていて〜
人の行き交う通りの壁面ではハリウッド女優の写真が笑っている。

Sofmapの店内に入って地下へと降りてゆき、カメラが並ぶガラス棚の前にゆくと・・
たまたま来合わせた人達と左右上下に入れ替わったりして目的に近い機種を目で追い〜
しばしの間・・あれこれと迷いながら捜した。

さほど時間もかからずに決定して店員さんを呼ぶとインド系で日本語が上手な人だった。
購入したのは[CANON-IXY]　400万画素の外観はプラチナシルバーの機種で・・
いま持ち歩いているソフトバンク携帯より、全体が小型に出来ている。
比べて見ると、厚さタテヨコの全てがスモールサイズで手の中に納まってしまう。

ー黒く輝く瞳のインド系店員の説明を聞きながら、支払を終える。
中央通りに戻ると、グゥワ〜ンとアキバの街音が身体にぶつかって来たー

【場所】千代田区秋葉原にて〜

アキババナナビル

少し雑な言い方になるが〜上野方面から来て蔵前橋通りを過ぎると神田の街になる・・。

十数年前までこの地域には神田青果市場があって、東京都民の食卓に並ぶ食品の果物や野菜がこの市場から〜街の八百屋に運ばれて、季節の新鮮野菜などが店頭で売られていた。

現在ではそんな往時を知る事が出来るような形跡は何処にも無くなった〜と思いながらガード沿いの道を歩いてくると、道に大八車が置かれシャッターが閉ったこのビル２階の壁に目が止まった。

３階と屋上があるこのビルの壁には、タイルのモザイク画が大きく描かれてあり古くくすんでいる。
左に青くBananaと英字が読めて、約２m×１０mのバナナの絵が確認出来る。
中央にバナナの大房が実って、大きな葉とバナナの太い幹（タイルが剥がれている）もある。
取りあえず手早く一枚写真を撮った。

するとシャッターが閉じられた左横のガラス戸口が開いて初老の女性が姿をあらわした。
突然にーこのビル面白いでしょう・・昔は繁盛したバナナ屋だったのよ！！
１〜３階まで全部でバナナをやっていたの〜箱詰めして出荷もやってたのよ！！
良く通る大きな声の早口で言葉が飛んでくる・・

こちらがぼそっと「いや〜壁のタイル画が良いと思ったので・・」と答えると・・
そうなのよこないだも写真撮っていた男の人がいたわよ〜よく撮ってね！！
と言葉を投げておいて横の道へ小走りに消えてしまった。

何か毒気に当てられてポカンとしたが・・後を追うように横へ入ってこの写真を見る
振り返ってバナナビルの横壁から山手線ガードに向けてパシャリ撮影した。

ーNewな高層ビルが出現してすっかり変貌したアキバ界隈も、良く歩いてみると・・
昭和の時代の残骸・・いや々宝物が眠っている場所がある、あの女性も宝物か〜ー

【場所】千代田区外神田のあたり・・

レール下の石柱神殿

この場所にこんな荘厳な石柱の神殿がある事を知る人は恐らく少ないと思う。

上を山手線・京浜東北線が休み無く走行する、ガード下を東から西側へと入って〜
一般の車などが通れないような、中途半端なすき間を抜ける時に出会った。

最近と云うか今までにこんな数の石の柱が列に並ぶ光景を見た事は無かった。
しかもここはJR御徒町と秋葉原駅間のレール下、いわゆるガード下の空間なのだった。
御徒町駅の近くは人出も多くガード下には、和＆洋の食堂レストランや、らーめん横丁〜
喫茶店、立ち食い立ち飲み、赤提灯酒場・・が集中して営業している。

アキバ方向に歩いてくると、この辺りは人通りも少なく赤黒く錆びた外観のガード沿いで、雑に仕切られた曖昧な所を商店などが物置きに使っているように見受けられる。
それから近隣の会社などが勝手に駐車場にして？？ワゴン車が突っ込んである。

改めて見るとこの石柱空間は、最近設備された新しいパーキングだと気付かされた！！
すぐ手前の区画ではNewなコンテナーを等間隔に数十個ならべて、貸し倉庫なのか〜
物品を預かる管理業者とでも呼ぶのか、ゲートを設けて施錠がしてあった。

ーここの場所からは蔵前橋通りにすぐ出られるし、銀座線末広町駅にも近い。
アキバ方面の空を見ると、神田消防署のビルが１番手前に確認出来るし・・
UDX、クロスフィールド等々のNewな高層ビルが一つに重なり輝いているのが見えるー

【場所】JR御徒町〜秋葉原間のガード下・・