[Rappo' Land blog]

夕餉の買物「OX」

最近の事に、総理大臣の麻生さんがカップ麺の値段を４００円と答えて顰蹙をかった。僕はマンガ好きでアキバ系の理解者とか何とか〜商店街を訪れては庶民派と広言していたが・・化けの皮が剥がれて反発をされていた！！

私自身は独身時代から仕事をやりながら食事をつくる日常だったから・・その時々住んでいた街々での日々の買物は生きる為の必須条件だった。
その人の性格もあるだろうが、気分転換でもあり買物は好きだと云える。
例えば旅行に行っても、名所よりも地元の市場や街の商店の通りから表裏と見廻って、生活の場を知る事の方を優先したりしていた。

成城駅ビル内のスーパー「OX」に入ると、花を販売するコーナーが直ぐにあって百合・椿・アンセリウム・サボテンなど花＆グリーンが店内の装飾にもなって置かれている。
成城駅に小田急線から降りて来た人や、駅で待ち合せの家族達がこの写真を見るそのまま「OX」へと流れて買物する確率はかなり高いと思う。

ー最近は外出しても、外食する事は極端に少なくなって地元に戻って来てから〜
駅前近くで食材なり弁当などを、両親を含めた人数分を選別して購入する。
帰宅して食卓に味噌汁や漬け物など何点か加えて、夕食するのが多くなったー

｢場所】成城駅ビル〜

[TROISGROS]

成城駅の改札口を出ると、駅内を南北に吹き抜ける風が冷たいと感じた。
駅ビル１階にある「トロワグロ」に寄る事にする、勿論パンを買う為に・・。
暖色の光りが眩しくあふれる店内に入ると〜
瞬時にして香ばしい匂いのシャワーに包まれる！！

[TROISGROS]
美しい焼き色とカタチのロングバゲットを先ず慎重に選んでから、木製の棚に艶やかに顔を並べた菓子パンの幾つかと視線が合ったので、それらをトレイに取りあげた。
パン好きには何ともシアワセな時間と言える・・・。

食べる事の喜びは家に帰って袋から取り出して、かぶりつくと訪れるのだが〜
何か不満気に思う・・イヤシイ自分がいる。あれもこれもと選んでトレイに乗せたと思ったパンが、袋の中には無くて結局は買ってなかったのに・・子供じみた後追いの駄々をこねる・・ヘタレな自分なんだ。
だってパン食い人間なんだから・・と開き直る卑しい自分！！

ー成城駅の周辺にはパン屋が数店あり、どこの店も美味しいと思う〜
そのパン屋の一軒でパンを写したら注意されて、その場で消去して見せた。
ブログを続けている皆さんも、そんな体験がある事でしょう・・きっと。
夏前からその店には寄っていない、どこのパン屋さんも美味しいのだから・・ー

【場所】小田急線、成城学園前駅・・

G駅夕景色

駅に戻ってくると秋の夕暮れの時間だった、
駅前で赤く燃える街路樹はプラタナス・・・
気の早いMな葉は枝から早や舞いおりており〜
銀杏の葉の黄色と共に舗道に敷かれて、
この冬に流行のOLのブーツに踏まれ粉々だ！！

山手線ガードの上の上に東急池上線のホームが見える〜
この場所のこの風景が好きだ。

五反田駅の西口から入ると、改装工事が未だ々続行中で壁や柱や天井にカバーが張られている。
夕方のラッシュが始まった様で、キップ売り場の辺りは次々と人の波が押し寄せて来て、混雑の渦が巻いている。

SUICAカードの便利さが実感出来るのがこんな場合で〜実は前回外出の時にカードを忘れてしまい・・キップを買って乗車する事の不便さを大いに味わったのだった。

ー以前にはしごく当り前な、キップを買って電車に乗る行為が〜
切符売り場に並んでから、財布を出して、コインなり札を、券売機に投入する・・
それがカードを使い慣れたら、何と面倒臭いと思う様になってしまっているー

【場所】JR山手線五反田駅・・

TOCビル玄関口

TOC（東京卸売りセンター）ビルは西五反田にあり〜
多種の企業が集まる大きなビル建物だから・・・
ビル内で働く人達、外部から訪れる人達の数は多く、
街中とつながる出入り口が、正面・横・裏側・・と数ヶ所ある！！

主となる玄関口の前からは、山手線駅と往復するシャトルバスが数分おきに出発する。
入口には大きく多層なガラスドアが設備されてあるから、例えば大きな荷物を持ったり、乳母車で幼児を連れた主婦などの出入りこの写真を見る （５階に赤ちゃん本舗がある）・・も何の抵抗も無くスムーズに通る事が出来ている・・これは特別な事ではなく当然な事ですね。

このTOCビル１階にはCafe'のエクセシオール、コンビニのローソン、衣料品のユニクロ・・などの各Shopが営業しているから、ビル内の企業に用事のない通りすがりのお客さん達もが出入りする、Shop独自のドアもそれぞれに設置されてある。

ーこのTOCビルとの付き合いも、ソロソロ２０年を迎えようとしている〜
ビル内で営業する店舗も、移動して大きくなったり，逆に小さくなったり・・・
このビルの世界から出てゆき・・音沙汰の無くなった店も人達もいる。
玄関のガラスドアはそんな事情をすべて〜お見透しなのだろうー

【場所】西五反田TOC・・

五反田大橋で

今日はあいにく秋晴れとはならず〜
くもり空に覆われたビル街を歩いている。
五反田駅を出てから通りを約２００mゆくと〜
柳の木がひょろり植わる目黒川に出る！！

ここの五反田大橋から見える界隈の川の景観は、大味で、変化に乏しく〜
川のある街としての情緒も風情も無く、何と云うかこの川辺には面白いと感じるポイントが見つからないのだ。
橋の上から眺めやると、くもり空を映した川面は明るさも無く、幅広いただ平らな鈍い
流れを見せて、惰性で下流へと向っている。

ここから上流へと遡ってゆくと、中目黒の辺りでは川幅が半分の狭さになっている。
川辺に桜の木が効果的に植わってあったり、憩いを求めてくる客を集める店があったりと、川と人と街が密な関係を保ち、風情を感じる川沿いの景色となっている。

この橋上の道には高輪台方面から来る桜田通りが、山手線ガードを潜ると第二京浜となって通るし、さらに馬込へと向って走行してゆくが、大量の車輌が途切れる事なく帯状につながってつづく・・。

ー五反田大橋の目黒川には水鳥が飛来する姿は見られない〜
水の色は黒いままでも、数年前のような悪臭が鼻をつく事は無くなったー

【場所】目黒川の流域〜

流れる写真-3

新宿から代々木・原宿と進行して来たJR山手線は、渋谷駅が近くなると明治通りと平行して走る様になる。
走行する沿線の左側には宮下公園の緑地があって、車窓にその緑が帯状になって映り込んでくる！！

少し乱暴な言い方をすれば〜渋谷は鉄骨とコンクリートとガラスで造形された、無機質なビルの大小が集合して出来た繁華な街なのだ。
そんな街の緑化作用として公園はあるわけで・・今回気がつくとその緑の帯に点々と草臥れた青色が異物として混在して見えるのは、ブルーシートで囲って造ったバラックなのだ・・ささやかなホームレスの家「家なき子」達の住まいだった。

谷の名がつくこの街は、元々は緑の森や谷や小川の流れが幾つもあったのだろう〜
国民作家の国木田独歩の「武蔵野」は西武デパート辺りが描かれた舞台だったとか。
原宿のキャツトストリート（今も地下に小川が流れる）のくねくね道を辿って来ると、この公園の下で合流して渋谷川に吸収され、恵比寿方面にと流れてゆく・・。

ーまあ渋谷で青春を送ったとも言えるから、思い出すときりが無くなるこの街〜
「家なき子」からの連想を記すと・・東京郊外のFUSSAに同名の喫茶店があった・・
ピラフの味が気に入って何度か通っていたが〜大聖病院の裏で赤線にも近かったー

【場所】山手線から宮下公園を〜

流れる写真-2

原宿駅へと到着する手前で、JR山手線のレールの彼方には竹下通りの入口が見えて来た〜
かなり離れたこの車窓から一寸見ただけでも、若い人達が各地からやって来て、混雑している様子が判断出来る！！

一昔前までは良く知っていたが、駅前から明治通りへと抜ける竹下通りの界隈へは、ここ数年は通った事も無いし、何の未練も残っていない場所になっている。

山手線の内廻りで原宿駅の裏側を通ると、いやでも大きな広告看板が目に入って来る〜
原宿の土地柄らしくほとんどが、ファツション関連の看板等で、山手線の車内から見るであろう多数の乗客を対象として設置したのは確かだ！！

アンティークな駅舎の壁面とNewモードの広告写真の取り合わせは面白いと思うが・・さすがに明治神宮の森側に広告看板は置かれてない。

古い時計塔のような駅舎の原宿駅に下車したのは〜昨年の桜の時季であり、神宮橋を渡って代々木公園の中の桜の花を見物しながら小田急線の代々木八幡駅まで歩いた！！

あの日以来この駅を何度も通過しているが下車はしていない。今年もまだ原宿駅ホームに降りていないし、階段を上って駅の改札口から出て、この街独特の雑踏渦に触れていない・・。

【場所】JR山手線の車内から

流れる写真-１

小田急線は現在・・下北沢駅を中心に、世田谷代田〜東北沢駅を含めた沿線一体で工事が大々的に進行中であり、そんなまがまがしい工事現場の慌ただしい真ん中を客を乗せた電車は通過している！！

下北沢駅ホームに到着したが、駅自体には顕著な変化は見られずに・・写真には京王線の井の頭ホームに向う古い昔からの連絡通路の入口が見えている。


新宿駅が近くなると、小田急線はサザンテラス下の陰ったエリアに吸い込まれてゆき〜駅南口の甲州街道真下を潜って地下ホームに停まると終点になる！！

暗く翳った車内では、乗客達が一斉に席を立ったり網棚の荷物を手にしたりと、降りる準備の動きを開始する。
今年のサザンテラスの飾り付けはもう出来て輝いているのだろうか〜高島屋デパート、東急ハンズ、紀ノ国屋書店が並ぶサザンテラスにX'masのイルミネーションが煌めくと、冬の夜景が完成するのだ。

ー物体が、風景が，人物が、動いて、ぶれて、掠れたりしたラインの流れが〜
今いる、現在の、リアルな、時間の流れをあらわすようで〜
決して言い訳ではなく、流れる写真が昔から好きだった・・ー

【場所】小田急線の車窓から

パン屋「AOSAN」の列

どうせなら美味しいパンを食べたいとパン食い人間は思う〜胃がん検診を受けた後に寄った仙川のパン屋「AOSAN」は準備中であり売ってはくれなかった。それではと時間つぶしにスーパーで１５分ばかりショツピングをしてから、再び訪れると写真で見る様にすでに店前には十数人の列が出来ていた！！

この場所に出来てから未だ新しく若いパン屋なのに、この人気とは驚かされる。子供の頃からのパン食い人間と自認しているが、商店街から離れたこの小さな店に、OPENを待って列に並ぶパン好き人間がこんなにいたとは・・ちょつぴり感動を覚える光景だった。何度か味わってこの店のパンを気に入ったから、自分では今回が二度目になるAOSANでの買物になる筈だった。

予想はしていたものの〜この状況を目の前にした為か少し体調不安になってきた・・。
先程からWクリニックで口にした、ヨーグルト風味の造影剤（大コップ一杯の）が重く下腹部に徐々に降りて来た感触が急に伝わって・・これは帰宅を急がねばならなくなった〜。

ーそんな訳で今回はAOSANのパンを目の前にしつつ、ゲット出来ずに・・
断念して最短の道を選んで家へと戻る事にした・・残念ー

【場所】調、仙川商店街駐車場の近く〜　　

時間つぶしの買物

この日は・・この秋一番の冷え込みだったが〜
朝の９時に予約してあった医院で、胃がんの検診を受けた。
Wクリニックまでの道は、朝もやの残る竹薮の間の道と・・
農家の広い畑が途中にあり、吹く風はもう冬の寒さだった！！

レントゲンの先生とは顔なじみで「こんな変わった胃の形をした人が、毎年一人ぐらい来るんですよ〜」・・それは私の事で・・毎回こんな会話をしながら台上で回転しつつ約３０分の検診を終える。待合室に戻ると満員の状態で、素早く脱出すると気分転換に買物に向う事にする。

桐朋学園前の信号を渡って仙川商店街に入ると、京王線の仙川駅から来る人の流れとぶつかるが、更に進んでから左へと曲がって行くと商店街の大きな駐車場がそこにある。
めざすパンの「AOSAN」店はガラス戸が細く開いていた。タイミング良く買えると思って中へ声をかけると、焼きあがったパンを袋入れるOPEN前の準備中で忙しく〜１０時からです！と売ってはくれなかった。

そんな事があって、時間つぶしの買物でもしようと商店街のスーパーに寄ると、店頭には花の売り場があって、横並びには馬鈴薯、サツマ芋、大根など野菜の数々が積まれてあった。カゴを手にして店内に入り餃子の皮、スライスチーズ、エビと野菜のかき揚げ、一人前ずつに括ったパスタの茹で時間五分・・を選んでレジにゆくとこの時間は未だ客も少なく空いていた。

ー医院でレントゲン時に飲まされた造影剤を出す為の下剤が、ソロソロ効果を発揮する頃でもあり・・お腹の具合が心配だからスーパーからパン屋へと急いで向った・・ー

【場所】写真は調布市仙川商店街・・