街は夜への一歩手前の曖昧な時の中にいて〜
歩く道の向うの家々も木立も薄い膜に覆われた如くに、オボロだ!!
雑多な人で賑わう駅前から数本の道筋を通って来ると、この信号あたりで地元の商店街地区と住宅地区がキッパリと線引きされたように分断される。
そしてこの信号を渡る角にある店は、ハーブを取り扱う店としてはパイオニア的な存在のShopとして知られている。正面から横に曲がると同店のハーブCafe'が併設されてあり、両店をつなぐ間には、共有の庭があってハーブが植えられている。
庭からは螺旋階段が2階へと巻いて更に屋上に伸びているが、そこにも鉢植えのハーブらしきシルエットの幾つかがここからも確認が出来る・・。
右の写真のこの辺りは、歩道の幅もあり西洋館が数棟建ち並ぶエリアであり〜
この洋館はかなりの資産家なのだろう,目の前で見ると古くはあるが立派な豪邸だ。
天井の高い本格的な洋館は、暖炉の煙突が1〜2階に通じて屋根上に抜け出ている〜
屋根裏部屋になる3階の出窓も見えて、Designの繊細さが全てに伺える造りだ。
門扉の外にプラタナスの裸木が冬空に不気味な枝ぶりだし、この時刻に洋館の窓に明かりが灯らないのが・・何か淋しい。
ー洋館の向い迄くるとスマートなレンガタイルの建物の前で歩道は明るく〜
壁に「Oバレー学院」の鉄装飾プレートがあり、出窓にバレーシューズが展示してあったー
【場所】成城の街角で・・
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