[Rappo' Land blog]

「女性誌コーナーの安らぎ」

この図書館内の一番南寄りにあるのが女性雑誌の有る棚のコーナーに当たる〜
南窓のロールカーテンから透ける外の明かりが室内に柔らかく入ってくる・・天井にはスズランの形に似た５灯の円い照明がアットホームな雰囲気を演出している。

棚にはざっと〜家庭画報、アンアン、クロワッサンのファッション系と〜旅行やダイエット各誌が顔を見せる、料理雑誌もあって、食彩浪漫、ダンチュウーの男性向けの料理本もあったりする。自分は今ほとんど料理をやらない日常でもダンチュウーを毎月借りて見ている、食のレポートで海・山の生産地情報を知ったり、行った事の無い地方の市場・マーケットの賑わいを誌面の写真で疑似体験が出来るので・・・。

子供の頃に母や妹の本を読んで嫌な顔をされた事が再三あった〜
母は洋裁と料理の本が主だった・・娘時代に身に付けた和裁で親戚の人や知り合いに頼まれて着物を縫い上げては、お小遣いにしていた。料理のページには幾種類もある横文字のスパイスに頭をひねったのを憶えている・・それと西洋の調理器具・道具の明るいイメージと比べて家の台所の鍋・釜・包丁の差に何故か絶望を感じた事も・・。

ー隣りのマンション・オーナーの奥さんから今朝タケノコを貰った、小田原の実家産との事〜早速と今晩の夕食にタケノコ御飯を炊くのでレシピを印刷してと云われて、検索すると（料理学校、食品メーカー、醤油・酢の調味料会社etc・・）提供の5〜60のメニューが見付かり適当にピックアップしたー
　　ーでは一句・・「パソコンが、伝えてくれる、母の味」・・おそまつー

「道に背を向ける煙突の家」

軽く謎を抱きつついつもこの建物を見て通っている〜と云うのも道路に背を向けて建つ西側は四角な小窓の幾つかのみで・・無表情に見えるのだ、そして見上げる屋根の先端部はシャープなカンナの刃の形状をしている。

そして左横のエントツ棟が謎を感じる本体なのですが〜太くしっかりした造りは北欧あたりのストーブが設置されているのかと思える。
そして更に推測の矢を飛ばすと〜地下室の存在が浮上してくる・・音楽スタジオなど他家への音漏れ等の騒音を考慮した結果に造られる場合があるので〜。
左横に鉄門の入口があって奥の方迄ストレートに道が敷かれている。進んだ右内側にはプライベートな庭空間が東南の陽を浴びてあり、外からは不可視の状態で存在するのでしょう。

左隣家の住人は濃厚な緑の所有者で敷地いっぱいに樹木を茂らせている・・それが北風からこの煙突の家を守る防風林の役目になっているカタチに見えてくる〜。

ー通り道ではすでに暗い夜の道に、白いラインだけが浮かびあがっている・・
　空の青がまだ意外と明るさを残していて、すれ違う女性の足が駅へと向って〜
　急いで過ぎて消えると・・靴音も後追いで遠ざかって行ったー

「夕飯の弁当を買う」

【小田急線成城駅、スーパーOX】

外出した時には楽しみにしていた食事処などを訪問するのも良いが、あいにく今日は夜の手前あたりから何か空模様が不安な雲行きで、雨具の用意も無いので成城へと寄り道もせずに戻って来てしまった。

小田急線車内では若いOLがiPodシャツフルをベージュの春ジャケットに装着して、代々木上原〜下北沢〜経堂とドアに凭れて聴き続けていた。名刺サイズよりも小型で薄いマッチ箱サイズのMUSIC環境が当たり前の時を迎えている・・シャツフルは女性向きに作られたのか〜バスの中でもOLが使っていた。

Odakyu「OX」で好みの夕食を選んで家に持ち帰って食べる事にする・・
今年の夏過ぎには丸一年を迎える駅ビルSeijo[CORTY]も以前を知る人達には未だ〃馴染めない事を言う人がいる。食料品スパーとして再スタートした店内は、デパ地下のイメージに近いと感じさせる〜全体をダークな色調ベースにして肉、魚、野菜などのメイン食材料や調理された料理などが、各々の位置で照明を浴びて浮上してそれぞれ主張する構成が仕組まれている。
それにしても豊富な食品が並んでいる・・目当ての弁当関連だけでも以前の「OX」店からは数倍の選択肢が増加されている〜高級感と共に値段も増加しているか？？？

ー自分では気付かないが何時来ても出会う人が居たりする・・
　多分時間帯がそうさせるのか〜変なもので出会わないと気になったりする・・
　スーパーの空間設計や陳列には余計な事は考えさせないで・・
　買い心を急がせる仕掛けが施されているとも聞いているー

「少し遅いCafe'タイム」

【品川区西五反田ーTOCビル・・】

今月の初め頃に夕方のTVニュースで、トイレの便座火災の報告があった。エッそんな事があるのかと思ってそのまま忘れていたが・・今回「TOC」での仕入れを終えてから、気分休めもあって7階のトイレに行き便座に尻を置いた〜熱い’’これは今迄に便座で経験した事が無い熱さだった。
さらに温水シャワーを使うと、お茶がいれられる程の温度で思わず尻を浮かせてスイッチを切った。
度を超した温度設定は健康を考えた発明に逆行するしまた危険でもある。電車内の冷暖房やデパートやビルの空調関係にも守って貰いたいと思う・・今年も国際間でCo2の削減が叫ばれているのだから。

そんなこんなで1階の「Cafe'-X」店にやっと落ち着いてカプチーノを注文する。
同じ１階フロアーには覗いてみたかった「office-DEPOT」がある〜以前デポで買った安売りの1ダース箱のボールペンが、インクが出ずに結局は全部使えなかった事があった。
それと「TOC」の「ユニクロ」では男女別の2shopがあって〜座っている席からは通路を隔てて「男ユニクロ」が見えている。

ートイレつながりで「ユニクロ」でソックス＆下着なども買いたいが〜
　送りにしなかった分の手荷物もあるので・・素直にシャトルバスに乗って・・
　薄暮れたビルの谷間から目黒川を渡って駅へと直行するー

「飾り窓の主役達」

【品川区西五反田ーTOCビルビル９F&7F】

春の街を歩く時の楽しみの一つに・・商店の窓やビルのショーウィンドウを見て廻る事がある、別に春のウィンドウに限らないのですが、冬の厳しい時季を通過した開放感が並木の新緑の彩りを映して・・無機質なコンクリートのビルまでもが何か一色の華やかさを点滴された様に見えてくるから不思議！！

今日は西五反田にある「TOCビル」に新しい商品を仕入れる為に来ている。
9階のA,B,C店〜7階のX,Y,Z店と巡る・・ビル内の機密な空気が疲労を加速させるし、時間の進行も加速度を増して消費するのは確かな事に思える。

そのシーズン・・その月間の売るべき商品やそのイメージ戦略がディスプレーに反映されているのは当たり前の事で、ソフトでも伝わらないしダイレクト過ぎても嫌味になるので、正にセンスを競う正念場がその空間・・スペースに張り詰めているのが面白く興味をそそられる源になっている。

ーここのエレベーターはかなり早い、或る日に病院に見舞に行った帰りに〜
　このエレベーターに乗ってその差に驚いた事があった・・
　たいした揺れも感ぜずにあっと云う間に9階に到着だ、
　流通業界の商業ビルだ・・スピードが命、時計の針も急回転で・・ー

「NTT研修センター」

　

【調布市入間町1〜2丁目】

4月22日地元の市議会議員選挙に一票を投じて来た・・
午後の3時を過ぎた頃に重い腰をあげて向う、「NTT研修センター」のゲートから入った一直線の奥にある、低いドーム型の建物が投票場になっている。

「中央電通学園NTT東日本研修センター」入間町1〜2丁目に跨がって存在している。
おおよそTokyoドーム球場の4倍はあると思われる〜広大な敷地を所有して、樹木も多く植えられた所内には、中央のメインタワーを含めて十数棟の建物があり、日本各地からの研修員を集めている。普段はゲートの外からしか垣間みれない区域だ。

バス通りに仕切られた、坂をあがった2丁目側には専用のグランドがある。
その場所は国分寺崖線の高台にもあたり・・つい先日までは花見の隠れた名所として、満開の桜を見に沢山の人達が訪れていた。

ー毎回の選挙になると、お客さんの中に党なり候補者をお願いに来る人や〜
　又はその本人が現れる事があったりする・・
　突き詰めて云えば本人のプライドと生活維持する為の〜
　本人の就職活動じゃないの？？横並びの宣伝文句が寒い・・ー

「草喰われの家」

【世田谷区砧八丁目辺り】

今週はアメリカの大学キャンパスで韓国の学生による銃での大量殺人があったり、日本でも選挙中の長崎県知事が射殺されたり、都下の町田では暴力団員が殺人した後に長時間の立てこもり事件があったりと、物騒な出来事が連続して起きた一週間だった。

地上には南風のエネルギーに目を覚ましたように、草花の生命力の強さが日常生活の隅々で見受けられる。日々手入れを怠らない家々の庭では勿論の事、ほったらかしの場所のあちこち・・人が往来する道端に、工事中の資材置き場の物陰に、流れの岸辺に、ブロック塀のすき間にと・・名も知れない草や花達も時節が到来したとばかりに、新芽を競うばかりに伸ばしては黄・紫の小花を咲かて得意顔をしている。

この空き家とおぼしき古民家が蔓植物に覆われて喰われている状態をしている〜
「for-RENT」のプラ看板が金網に付けられてあり、建て替えるまでの期間を貸すとの事のようだ・・それにしても古くて荒れて傾いているし、借り手が現れるとは思えない。
昭和の初め頃の田舎の農家に見えて来る〜そう云えば世田谷は今でも農地が散在していて無人販売で穫れたての野菜が買えるのです。

ーちなみに地名になっている「砧」とは麻などの布織物を打って柔らかにする為の、木や石の道具類の事を云うので・・一昔二昔それ以前の畑と川の丘陵地の風景と人達の日常生活が見えて来そうな気がしてくる・・ー

「切り開かれた風景〜」

今日は朝から暖かな南風が吹いて昼には寒暖計が20度を軽くオーバーしていた・・。
成城の駅前から高架に沿った道を東へと行くと道は下って仙川にかかる成城橋の上に出る、川を越えると今度はゆるく坂を登る事になっている・・急に小田急線のガード下を潜って南側に出てみたくなり実行する。
久し振りで来てみたが落ち着きのある大きな住宅やマンションが、樹々の緑を従えて優雅な佇まいで建っているのは以前のまま何の変わりはない。
ここ世田谷の砧の丘に鬱蒼たる孟宗の竹林があったと思ったが・・と首を巡らすと、周囲をカバーした工事現場が出現している、ダンプカーの出入りゲートから身体を入れ込むと、左方向に半分以下に削られた竹林が南風に大きく揺れて獣の亡霊のように黒い影で其処に居た・・。

ー土曜の午後もすでに夕方が近く、現場には誰一人居ない〜西の空が大きく望めると云う事は富士見の絶景ポイントなんだこの場所は・・今朝は見えていたのだろうー

「３つの屋根帽子」

人間は頭部を保護するために帽子をかぶる・・
そして建物を風雨から守るための帽子が屋根なんでしょう。

成城学園の横の坂道を稲荷山橋へと下る途中の一帯が、4・5年前から順次に工事が続けられた結果、新しい住宅地に生まれ変わった。その後背面には傾斜地を切り崩して成城大のサッカー練習用のグランドがある、大きなフェンスに囲まれた中を駆け回る学生達の声が聞こえて来る・・。

坂道から入った突き当りの一階正面玄関の右には、2階のテラス部分が張り出した真下を車庫使用に設計してある・・その奥の抜けた先にはグランドが見渡せられる。

屋根に注目して観て見ると、手前の右から鉢を伏せた安定感のある型の屋根があり・・隣りはシャープな三角帽子を頭に乗せている、さらに続く左奥は南に傾斜してサイドにガラス面を見せるフラット屋根で、健康を考慮した造りのサンルーム棟なのでしょうか〜いずれにしても・・居住者の楽しめるリッチな住居と云える。

ーこの地域は樹木も多く緑地が広がっている・・坂下の川沿いの道は遊歩道になっていてウォーキングする人達がいる・・水と緑の環境が保たれているー

「四月のQoo'ー」

　　　

　　　　私は猫なので別に文句は無いのですが〜
主人は最近なんだかぶつぶつ不満を漏らしているのです・・。
それと云うのもバス通りを挟んだ向かいの畑地が宅地造成された、ダンプが頻繁に出入りしてコンクリートの基礎も出来て〜電気工事、上下水道の工事＆道路工事でガッガッガ〜の騒音でガードレールも抜かれたりした。
悩まされた騒音も何とか我慢して落ち着き・・家の建設工事は屋根にブルーシートがかかり2・3名の大工が朝〜夕方までコツコツ毎日作業している。

そして問題なのは・・道路工事の後にガードレールが抜かれて、バス停留所が10数メートル動いて私の店の前に来てしまった事なんだ。アトリエの2階の窓から朝日を浴びて畑の緑を見ていた日常が・・バス停で待つ人がこっちを見上げて指をさすようなったのだ〜。それだけじゃない、バスが停まると店前に車が詰まって重なり・・こちら側にはガードレールが無いので接近されて、圧迫される感じになるし・・バスの発着音がかなり五月蝿いんだ・・等の環境の変化が最近主人をブッブッ云わせる不満の原因になっているんだ、にゃぁ〜。

ー私は猫でも思うにゃぁ〜・・道路の向こうで地域の管轄が違うからかにゃぁ〜
　担当者〜出てこい、お前の家の前が或る日バス停になって平気で居られるのか・・
　車の騒音と震動が連続する日常で暮らす事の・・担当者出てこい、にゃろめ〜ー