[Rappo' Land blog]

「小田急線上の農園？」

　

【成城学園前駅〜富士見橋にかけて】

昨年の９月に成城学園前駅が全く新しい駅にと生まれ変わった。
それにつれて駅周辺の環境の変化も様々に起こって来ている現状〜

最近は六本木やその他の大規模な開発が行われた都心部の各所に於いて・・
建造物のビルの出現に伴う周囲の緑の環境の配慮も重要な課題とされている。

成城駅の周辺に於いてもその配慮があったから出来たとは思えないが・・
地下の駅となったその地上のスペースの有効活用を目的としたレンタル農園が出来た。
一定の小さく区切られたブロックを、会員制での貸出しでこの春から営業開始・・
何度かTVのニュースで報道されている内容では、農具の貸出しやシャワーも使えて、Cafe'ラウンジもあると云う事です。

クラブハウスが設置されていて、会員メンバー同志の友好関係も結べるので〜普通の契約ガーデンとは違う事を表明しているが・・地面の厚さが４０cmと浅いので、鉄板ならぬコンクリートの巨大なトレーに乗ったクッキーの様な配列に見えている。
木陰も見当たらないので、これから迎える夏には今から高熱のオーブンと化す事が予測されるのだが・・それも年間契約が１３万円也〜で借りる方々の自由と云える。

ー忘却の速度は急行列車の如くで〜いやジェツト機かな〜
　以前はあんなにも永く親しんだ駅の記憶も・・
　今では遥か彼方へと消え去った感がある・・ー

「DIYー東宝大工センター」

　

成城〜狛江〜調布の地域に現在ではーDIYセンターが幾つか出来ているが・・
その先駆的な存在がここの「東宝日曜大工センター」と云える。

その名の通り映画会社の東宝撮影所の敷地内に位置しており・・メインの本館は特有のカマボコ型のスタジオの建物が使われている。
外部には園芸用品／ガーデニングに関する全ての物〜花の種類は勿論の事・・観葉植物〜多肉植物のサボテン類までが揃っている。そして土・庭石・ブロック・肥料などの基礎的な材料から鉢などの入れ物や箱物Boxの種類もあるようだ・・。

一時期は毎日の様に来ては、木材を選んで棚や各種の収納用のBoxを幾つも作った〜
簡単な工具やネジ釘とか接着剤＆塗料が段々と増えて行った。
ラフスケッチのDesignを描き・・必要な木材のサイズを選び出して・・工作室の大きな電動鋸でシュワーンと降りて来る刃物でカットして貰い・・その枚数で値段が決まる。

何故か毎回の事に何かを買い忘れてしまい〜また来る事になる場所だ！
その時は使い道の無い金物や部品でも買ってしまう〜そんな場所だ！
必要の無いペンキの色缶に手が伸びる〜そんな場所だ！

ー今日は何故か親父の姿ばかりが目立った〜
　撮影所の裏方の若いスタッフの姿も毎回のように見かける・・
　ここへは仙川沿いに走って来て打越橋から入るのが最近のコースになっているー

「成城一丁目の坂」

　

土地が反っているから土＆反で坂なのか〜？
坂の定理は何なのか・・「大辞林」での調べでは・・
「一方が高く、一方が低く傾斜して勾配のある道」とある、ゴモットモ！

この坂の名を知らないので勝手に「成城一丁目の坂」と呼んでいる。
坂の上には成城消防署、NTT世田谷砧ビル、武蔵工業大附属高・中学校、区立砧中学校・・等と他にも大きな敷地を有する建物が集っている。

この坂道は左右にくねり曲がりを繰り返しながら下方に振られて降りて行くと、東宝撮影所の前に差しかかる〜さらに右へと大きく振られて進んで行くと世田谷通りとぶつかる。この地点から左へと向えば三軒茶屋から渋谷へと至る〜右へと辿れば狛江を過ぎて多摩川の流れにかかる橋を渡る事が出来る。
元々この坂の出発点は小田急線の成城学園前駅の南口になっている〜

ー渋谷駅まで行けるバスの路線でもあり、都心へと出た時の帰路に・・
　渋谷駅前から乗車して、道玄坂を登って世田谷通りをトロトロとバス特有の〜
　揺れ具合を体感しながら乗りかえの心配する事も無く戻って来れる・・
　そんな便利良さを何度も経験している。
　ただし・・時間のかかる事もあり、最近はご無沙汰をしている・・ー

「坂とブティツクの関係」

【世田谷区成城橋の近く】

坂はその町の魅力的な要素の一つと云える〜
この坂は成城橋の坂とでも名が付いているのだろうか、小田急線の成城学園駅と祖師谷大蔵の間にある、ゆるくだらだらと続く底の浅い坂なんだ・・。

この坂の途中に、走る車窓からも良く見る事が出来る、タイルとガラス造りの瀟洒な３階建てのブティツクがクールな風貌でスタイリッシュな姿をして建っている。
ゆるいメインの坂道と狭い歩道の外側に、一段低く下りる小坂が出来ている・・途中から川沿いの公園へと更に下って行く二股の坂道もあるが、無視して力強く踏み込んで直進すれば元のゆるい坂道と再会する事になる。そこの場所にこのブティツクがある。

店の西側に向いたガラス壁面の１・２階からシースルーで螺旋階段の内部構造が、付近を通る誰の目からも見透かせる設計になっている。
店の正面入口は道を間に挟んで高架を疾走する小田急線車輛と対峙している、そして木のドアは女性のドレス姿が切り抜かれた印象的なフォルムをしている。

ー坂の下から母娘の二人が自転車を押して私の横を上がって行く〜
　店正面の上の道からは２階建てのブティツクが・・
　下から見上げるとその姿は３階建てに見えている〜
　坂の上り下りは辛さがあるものの変化する風景の展開は、楽しくもあるー

「AKIBA-Walk」

　

目的があってこの街にやって来ても・・幾つかのビル、幾つかの店、幾つかの交差点、幾つかの道、幾つかの横丁、路地・・と彷徨い渡るうちに捜すべき対象物を見失う現象が度々起こる事がある・・。
AKIBAの磁場がそうさせるのか街中の店先から流れる電子音を浴びた為なのか時間感覚までもが麻痺させられて時の経過を忘れる。

日の暮れが徐々にせまって影絵の街に変化を遂げてもAKIBAは何処の街とも違って、なお一層の特殊な輝きを発光しキラメカせてAKIBA色の本領を発揮させる始める。
AKIBA- Walkは2〜3時間を限度にして〜帰巣本能にスイッチをonにしてこの地を去る事にする。

ーアンティークな石造りの昌平橋の中央に佇む〜
渡って直ぐの線路沿いの坂道を上ってJRお茶の水駅へ出るのも良い・・
AKIBAとは全く異なる空気が流れる須田町・淡路町の魅力ある歴史の街に入って身体を浸して疲れを癒すのにも心惹かれる・・・
昨年の５月で閉じた交通博物館の形骸が永年住み慣れた岸辺に黒く動かずに未だそこに居る〜下流の万世橋がAKIBAの光を受けて眼鏡になって神田川に映っているー

「AKIBA-おでん缶」

【外神田三丁目神田明神通り】

五月も中旬を過ぎて暖かな陽気のアキバの午後でも、オデン缶は人気が停まらずにある様で〜
４・５人の固まりが自販機の前に来てはコレ’コレ’と言葉を発して楽しげに買って行く人達が多い。
らーめん缶もある様で客足が絶える間が無い状態で・・「チチブデンキ」横に人が立ち止っては自販機からコインの落ちる音がしている。このビルの中にはコンピュータの「おっとMac市場」があるのでオデン缶ブームの以前から何度か足を運んで来ている。

今日は中央通りの「ソフマップ本店」を見てから一本裏のこの道に入って来たのだったが、この辺りは食べ物店が集結している所で、ラーメン店・カレー店・レストラン・立ち食いそば店・赤提灯の酒場など・・と新旧の店〃が混在している。
そして神田明神通りにでると・・その左側に並んで立つ自販機がオデン缶のメッカとなっていて、各地から集って来る信者達の列が出来ているのだった。
明神通りの向い側には「LAOX」コンピュータ館が見えるている。

ー２年前の寒い日にこの販売機の前に来たが、オデン缶を食べるタイミングではなかったので暖かなお汁粉の缶を買った・・。途中まで飲み進むと小豆が詰まり出て来ないので逆さまにして思いっきり吸い込んだら〜小豆が弾丸になって喉チンコを直撃して思わず涙ぐんだ・・明神の空が茜に染まっていた日暮れー

「アキバ・パーツ小路」

【JR秋葉原駅、総武線ガード下】

秋葉原駅のすぐ横にあるゴミゴミとしたガード下へと行ってみる〜この駅アキバの一つ先は衣料品問屋街の浅草橋で、そこを過ぎて隅田川を渡って行くとレールは千葉へと続く、そんな総武線のガード下は又・・日本でも歴史ある貴重な場所でもあるのだ。

昔からその道のマニアや専門家が日本の各地から集って来ている〜
電気・通信・電子部品から・・トグロを巻く各種の電線コード、大〜小までのネジのサイズや特殊な形状の一本まで、端子・切り替えスイッチ・ボリュームツマミの等々が、このガード下の小路に来れば情報を貰えて捜し出す事が出来る。

各店舗のサイズは奥行きが１mぐらいで幅は２m程の極小の空間に一寸の隙間も無く、お宝のパーツ部品がetc・・・所狭しとばかりに並べられている。

今回気付いたが、このガード下に木札が下がっていて珈琲店のある事を発見した。
この狭い階段を上がると云う事は、総武線のレール真下の位置でコーヒーを飲む事になる〜この店での経験は未だ無いがJR神田駅を出た横のCafe'では何度か経験している。
心配する程の通過時の騒音は感じないのが不思議な思いとして残っている・・。

ー渋谷の井の頭線ガード下の１・２階に有った洋食レストランでは壁と天井に・・
　独特の補強用の梁が浮き出ていて面白いDesignとなっていた〜
　現在は駅全体が改築されて、そのレストランは跡形も無く消えてしまったがー

「AKIBA-萌え」

JRで御徒町へと行き2・3の店を廻ってから・・その足で台東区の稲荷町へ向った。
「下谷神社」の祭りが終わったばかりで、これから下町でこの季節には祭りの波紋が次々と広がって行く〜今週の末からは浅草の「三社祭り」が・・いやもう始まっているんだ・・。

東京メトロ銀座線の末広町で降りて、電飾カガヤクアキバの街のステージ上に出る。
ここ2・3年の間に出現した巨大ビルや新交通網とで、更にその規模が拡大されて海外からの客も増加して訪れていると云われているからそうなんだろう・・確かにそんな街の様子で、異文化圏の匂いのするグループが何組もいて街中ですれ違ったりする。

秋葉原の駅前へと行って見ると「メイド喫茶」の客引きなのか、萌えスタイルの少女？がエプロン姿で道行く人に声を掛けている、道案内をする親切な少女もいたが、
決まり言葉の「お帰りなさいませ〜ご主人様・・」が店を訪れる客達を喜ばせるのか〜。
ハヤリモノ（流行）は奇妙な果実（ストレンジフルーツ）の例えが有る如くに、艶を帯びた賞味期限を過ぎると誰も食い付きはしないが・・吹き出物と同じで何処かに薄く跡は残される。

今日は手軽なコンポを捜す目的も有るので駅前の「ラジオ会館」の古いエレベーターで５階まで登り各階を見回りながら出て来た〜が館内には赤・青・黄色・ピンクのフィギュア〜別名オモチャで埋まっていて気持ちが悪くなり早急に退散。

ー改めてアキバの駅を見ると年月を経過して来たサビたグレーの悲色に溢れている、
　壁にあったアキハバラデパートの文字看板も除外されている・・
　改札を入るとスコーンと奥まで見通しのできる広いフロアーが出来ていた。
　進むと等間隔を取った左右には行く先〃の表示板が出ていて・・
　ホームへと登るエスカレーターの足がそこに伸びていたー

「Shimokita Walk」

　

　

【下北沢〜アチコチ・・】

この街を歩くと各所に自販機が置かれている〜

駅の外壁やガード際に落書きが目立つ、商店街のシャツターや電柱と・・どこにでもスプレーでの似たような落書きがされている。下北沢は住宅地域でもあるので〜その被害が及んでいる、家の玄関前や窓の下など・・新築のマンションにも既に意味不明の落書きが付けられている。

食堂がある〜自然食と書かれた看板とメニューが温かみを感じさせる〜
この「千草」にはかなり以前に入った事があったが今も活気のある店構えをしている。
下北沢でよく行ったのは茶沢通りにあった「北沢食堂」で、店内にはjazzがいつも流れていた、常連も多い店だったが2000年を境にして閉店してしまったのは残念・・。
手作りのコロッケとニラの卵とじが好きで、行くと毎回オーダーしていた。

Jazzの店がこの街にも少なくなったが「マサコ」は相変わらず続いている、店前を通るのですが最近は寄ってない。

南口商店街通りと東通りが合体する辻に小さなお堂が見える、いつも軽く手を合わせるだけだが何か由緒が有りそうだ・・ヘソ出し金髪ギャルが立ち止まりバッグを小脇に抱えて黙礼して過ぎて行った〜この辺りのヘソなんだこのお堂は！

ー駅をコンパスの支点軸として、ぐるりとぶん回して描いた輪の中を〜
　ふらりと回遊する1〜2時間の小旅行でも・・
　訪れる度に毎回のように移り変わっているのが・・
　この街・・Shimokitazawaの魅力なんだー

「パン屋＆ジュース・スタンド」

【新宿小田急ハルクB2】

ジュース・スタンドが最近は人気になっているとの事で・・
昨日見た夕方のTV番組で、都内の各所を女子アナが取材して廻っていた。

普段の自宅ではジュースを飲む事は無いのですが、何故か新宿に出て来ると〜
小田急ハルクの地下の食品街にある、ジュース・スタンドに寄って度々飲んでいる。
前回はミックスジュースを手に持ち、立ち飲みしながら店内を廻ったが・・
今回はマンゴジュース￥３５０をオーダーして横のカウンター席で腰掛けて頂いた。
殆ど女性が多く〜母娘が並んだのを見て、ここは席数が少ないので席を立って譲った。

「ポンパドール」のパン屋さんが同じフロアーの再奥に位置している〜
集って来たパン好きが、入口に積んで置かれたトレーを手に持って店内を伺う・・
私もその一人で、フランスパン＆菓子パンを数個選んでレジに並んで立った。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　ーパンを食す豆知識としてー
食パンの類いはその日に食べなくても、翌日にトーストして美味しく頂ける〜
バゲットのタイプは外皮の焼けた香ばしい匂い・・割った中身のふんわりモチモチ肉の状態は出来るだけ早く食べる事がベターなんだそうです〜
確かに納得出来る〜だから買って帰ったらガブリつく事にしている・・。