秋の日が落ちて、完全に暗くなる迄には未だ時間があるようだ〜
崖上の道を行くと、樹木の間からは野川・狛江・喜多見などの街が眼下に見えている。
カーブして下り坂になる片側にある屋敷では、斜面にガレージ(物置き)がえぐった状態の半地下で、今日はポッカリと口を開けていた・・。
普段は殆どシャツターが閉じられている場所なので全く気付く事も無かった。
屋敷の庭の端でもあり、上から庭の植物が被さって来て、このポケットの様に造られたガレージの内部を覗き込んでいたりする。
そこには自転車とスクーターと一緒に、ホコリを被った青色の古い自家用車が眠るように置かれてあった・・。趣味で持っているアンティーク車ではなく・・自家用車として永年にわたりこの家の家族が愛用していた車である事が、この何とも可愛らしい顔付きからも想像出来る。
国産車ではなく外車に間違いは無いと思うが〜無知な私には車種の判断は出来ない。
ひっそりと眠る愛車の眠気がこちらにも伝染して、画像にもボケが少々かかっている。
ーここから数メートル先で2つ折れのゆるく長い坂が待っている・・
地元の人達はビール坂と呼んでいる(以前に、ビール会社の団地が坂下にあったから)
坂を下りて進むと、いつも水鳥が飛来する野川に架かる谷戸橋の袂に至る・・ー
【場所】世田谷と調布の境界あたり
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