[Rappo' Land blog]

華やかな佇まい

　

成城の街を西に行くと出現する崖際を巡っていると〜
崖上と崖下の辺りには個性的な住宅が建てられている・・
そこには生活を楽しむ余裕ある暮らしぶりが伺えるようで、
お屋敷もしくわ邸宅との呼び方が相応しくピッタリくるのです！！

崖下の通り沿いにこの華やかなレンガ造りの邸宅があって、コーヒーShopかイタリアン・レストランなのかと間違ってしまいそうであり、明るい雰囲気の佇まいとガーディニングで飾られていた。

ガーディニングに力を注いでいるのでしょう、家の前庭はプライベートな敷石スペースを確保してあり、道に向けてポイントに設置した数個の樽型コンテナーからは赤黄ブルー白の花々が咲きこぼれている。

レンガとマッチするアイビー＆つる草はベストフレンドであり、壁を伝って１＆２階の窓辺にとその触手を遊ぶが如く自在にのばしている。家の右手にあるガレージ上の壁面に這っているのは蔓薔薇の種類だと思うが、何色の花を咲かせるのだろうか・・。

崖の斜面をバックに建っているからこその建築構造が見られるのは、明かりが灯る鉄門から上階へと上がって行く階段は崖斜面へと上がる石段でもあるようだ。

ーここから南へとつづくと崖は手前に競り出て来て、崖下の道は曲がって狭く暗くなる〜
でも野川の水辺が近くなって、少し歩けば神明橋の辺りに出られる・・ー

ここは’〜世田谷区成城四丁目の崖下の通りです

この愛しき小さな家

この小さな家はモミジの枝葉が深く打ち重なる奥に〜
潔さの漂う小じんまりとした造作の愛しき容姿で・・
あたかも世間から隠遁するように存在していた！！

でもここは竹林やモミジに取り囲まれている様に見えていても、成城の街中であり小田急線の駅前までは比較的に近い場所にあるのです。今まで気付かなかったのは手前に家が一軒建っていたからで、それが無くなると同時にこの家が姿を現わしたのです。
それと背中あわせに世田谷百景に選出された「桜とモミジの並木』の一帯がある事で、緑が濃く深いエリアとなっている。

「身の丈の住まい・・」入口の小さなガラス戸を入ると、こちらに向いたどちらかの窓辺がキッチンで、手狭ながらに浴室とトイレが並んであり、住む人の動線を考えた身の丈のリビングスペースがあるだろうし、寝室の小部屋が確保されてあると推察出来る。

早朝には竹林から訪れる小鳥達のさえずりが聴こえ、屋根を飛び歩く音がするでしょう〜
日中は外の道を走行する車のエンジン音が響いてくるでしょう・・
夕暮れ時の光りがこの家を、一瞬の串刺しで輝き貫いてゆくでしょう・・

ー木造モルタル一軒家の屋根には多量の落葉が乗っかっている〜入口ドアの柱に木の表札が出ている〜赤い鉄製の郵便受けがドア前に置かれてありオブジェのようで印象的だった・・ー

ここは’〜世田谷区成城三丁目辺りであり、この２枚の写真は７月初旬に「CANON - IXY」で撮影したもので、白いアジサイの花が咲いている。■My blogエントリーNo,1001

09’草喰われの家-７

この場所で「草喰われの家」に遭遇するとは思わなかった、夏草が家々の間に旺盛に生い茂る田舎道に迷い込んでしまい、この先はどこへ抜け出られるのかと芋畑の所で立ち止まったが、そこには緑のつる草をまるで体毛か毛髪のように身にまとった、古色美の貫禄ある佇まいを見せるコンクリート住宅があった！！

打ちっ放しのコンクリート建物として、築２０〜３０年の年月を経過した揺るぎない容貌をしていても、その当時であれば多分この土地には不釣り合いの異物として誕生したのではないだろうかと思う。

外形を見ると屋根へと至る壁面の箇所は角をマイルドに面取りしてある。また１＆２階の居住空間は充分な高さをもった造りとなっていて、玄関真上のガラス窓は大きく取られてあるものの、他の窓などは比較的に小さい造りで、壁を這い伝いするつる草に没している窓もある。

玄関口は西北に向けて造られてあり、脇には多分建築の当時からの棕櫚の木が植わっている。南側には緑あふれる庭があって、ガレージが横に設置してあるのが見えている。

ー猛暑とは呼べない３０度を少々オーバーした気温のこの日〜
夏とすれば当然の暑さでも、不案内のこの辺りは密閉された暑苦しさを覚えた、
でもこの迫力あるコンクリート住宅との出会いは、大きなヨロコビだった・・ー

ここは’〜東野川−４丁目あたり

アパート「メゾン一刻」

　　　　

　　　　

成城地区から野川に架かる橋を越えて〜
ひさし振りに東野川の地区へと歩を進めたのだった。
雑木林や畑のあるローカルな道を辿ってゆくと〜
大きな串団子状の大木を懐に抱えたようにして建つ・・
このアパート「メゾン一刻」はあった！！

この建物前に出た時は漠然と大きなアパートがあるな・・と感じただけだったが〜
「メゾン一刻」と書かれた表示プレートを目にして、ん〜んと思わず足が停まった。
経営者が「めぞん一刻」のファンで名付けたのだろうが、人気のあったマンガだとしか覚えていない。

水色にペイントされたアパートは築２０年以上になるだろうが、３階建ての木造の集合住宅の形状であり、最上階の３階へは左右からの外階段で上がる設計となっている。

「めぞん一刻」は作者ー高橋留美子の漫画（ラブコメディー）１９８０年、ビッグコミック（小学館）に連載されて人気となり、テレビアニメ＆ドラマが作られている。
細かなストーリーは知らないが、舞台は私鉄沿線にある、おんぼろアパート「一刻館」で展開する住人達の模様を描いたラブコメディーは、その当時に映画化もされたとの事。

ーたしか二三年前にはこれを原作として、伊東美咲がヒロイン役で主演をしていた〜
どこの局だったか忘れたが、TVドラマがあったのを見ていた記憶があります・・ー

ここは’〜狛江市東野川ー４丁目のあたり

別荘スタイルの崖の家

夏はお盆の前後が、一番厳しいのではないかと感じる〜
体力も気力も脆弱さを覚える時期なんだろうか・・
自分の快適な過ごし方は旅にあると、出かけて行く人達もいる、
しかし何処へもゆかず家で、住む街で、夏を過ごす人々も多いのでは！！

二三年の間に建て替えられ「Before & After」なったNewな住宅が出現して並ぶ〜
崖上の道から急坂を下りてくると、緑豊かな公園がひっそりとある。
崖の凹凸した谷間の地形にあるから、近所の人達にしか知られていないのだろう・・
訪れる人の姿は案外と少なく、いつも静かな空間を保持している。

そんな緑深き公園を見晴らすように、この別荘風で未だNewと言える家はあった。
家の玄関は北側の急坂の中腹から下あたりにあるから、南西に向いた１＆２階を階下はサンルーム使用のリビングフロアと共有するカタチにして、また２階はオープンテラスとして植物を育てたり、高所からの眺めの良い設計となっている・・。

リビングから地上に出る外階段がスッキリした形で造られてあり、石垣を積んだ斜面の足元には子供達のマウンテンバイク等の数台が置かれている。

ー西日が射し始めたリビングのガラス窓から、ストーブの煙突が上階へと伸びるのが見えた〜
床下には丸太とサイズに切り揃えた数日分のマキが、ストックされてあったりする・・ー

ここは’〜調布市、入間町公園の崖地

夏のテニスコートの汗

スポーツで汗を流すと気持ちが良いと〜
スッキリして、しかもメタボにならず健康的であるとは・・
理屈では分かっていても、日常のウォーキングもさぼっている、
ましてや夏に体を動かす事は、疲れもするし苦手と怠けている！！

自宅から近くにあるテニスクラブに来て見ると、すでに夏の夕暮れが始まっていて〜
建物や樹木の影が目立って濃度を深めたこの時刻でも未だコートの照明は灯されてなく、
いやスイッチを押す準備中であり、もう直ぐに点灯される筈だ・・。

ここのテニススクール（ジュニアカレッジ）は崖上に突き出た面白い場所にあるから〜
時々は来て、コーチの指導する声と十代の男女がコート内いっぱいにキビキビと動き・・
ボールを追い練習する姿を眺めるのを楽しみにしている。

夏のスポーツと云えば、高校野球が甲子園で毎日のように熱戦を繰り広げており〜
ホームランに、三振に、ナイスプレーにと、熱い汗と涙をグランドに流している・・・
TV観戦しているこちら側にも、その熱は伝染してくるのだ。

ー特別の理由もなく突然に、使っていた「CANON- IXY」が作動しなくなった〜
初夏には忌野清志郎が逝ってしまい、一昨日は女優の大原麗子さんが亡くなった・・
夏は予期せぬ事が起こる季節なんだ・・予期せぬ事が・・ー

ここは’〜調布市入間町、成城テニスクラブ

野川、神明橋あたり

八月の夕刻は風も吹かずベッタリと蒸し暑く〜
野川に架かる谷戸橋まで来るとTシャツの背を汗が流れた。
川沿いの遊歩道は、犬を連れた散歩人達の姿を多く見受け・・
橋から見る水辺は、夏草が繁茂し暑苦しいばかりの景色を見せる、
鴨や鷺などの、野鳥の群れ遊ぶ姿もこの日は何故か少なかった！！

谷戸橋から喜多見ふれあい公園横の道を、野川の流れと共に来ると神明橋になる。
白い神明橋の上から若いカップルが二人して野鳥が水面をツーツー滑る様子を飽きもせずに眺めている。橋上は川風が通るから涼しい事は確かであり、かしこい涼の取り方をしていると思った。

神明橋に立つと、暮れゆく空を引っ掻くように無数のコウモリが群れをなして飛んでいた。
橋を渡った向うに見える高台の一帯は成城地区で、住宅が建ち並ぶ丘が広がっている。

ー遊歩道はウォーキング、ランニングと行き交う男女の姿が思ったよりも多く〜
夕刻のこの時間は桜並木の続く川沿いは、深い影が長く続く道となっているー

ここは’〜成城と喜多見の間を流れる野川です

夏空カッカ’猫ゴロリ

昼前のラジオを聴いていると〜
J,WAVの人気者、DJタローさんが・・・
「今日は六本木の局まで来るのに車が少なく、
　　　　　道が空いていたからとても楽だった〜」
　　　　　　　　　　　　　　　・・・と言っていた！！

青い夏の空に白い雲がモクモク湧き立ち陽射しがカッカ照りつける今日は〜
自宅前の道路でも通常よりも車の往来が目に見えて少ない。
お盆の帰省が始まったからだろうと思うが、仕事関係の会社＆商店などでも今週〜来週にかけて夏休みとなる通知が届いている。

昨日（８月１１火曜）の早朝は突然の地震に驚いて目が覚めたが〜
木造住宅（ごく一般的な）の２階のベッド上だから、かなり強くながい揺れを感じた。

震源地は静岡県で震度６と発表されたが、民家の崩壊、幹線道路の崩落および地割れ亀裂など、続々と被害報告があると、今更ながら地震の恐怖がひしと伝わってくるのだった。

ー大きな地震があると、動物達の本能的な事前行動の変化を言われる〜
でも我が家猫のクゥーはそんな予知力は無いだろうと思う・・今も屋根裏から降りてくるとテーブル下にゴロリと寝転んで、こっちにカッタルそうな顔を向けたー

ここは’〜調布の自宅です

眠れぬ夜に巡る街

今年の日本列島は天候不順の夏となっている〜
朝６時前後に起床すると思いがけずに小雨が降っていたり・・
朝食を終えてから昼過ぎまで強い日差しがカーッと照りつける、
そして３時頃から雨雲が出現すると集中雨がザザザと街を叩き、
降り止んでも涼しくならずに斑な雨雲が暮れゆく空にあって・・
何時また窓を屋根を道を濡らすか分からないまま夜を迎える！！

通り沿いに並ぶ店に来る客の車が、サーチライトのようにヘッドライトを振って出入りするから、通りの向いにある広大なグランドを所有する校舎が夏夜の空間に浮かびあがって、その存在を現わしてくる。

隣り合う「TSUTAYA」と「Denny's」の２店舗が、中央奥に共同の駐車場を広く確保する等の利便性もあるのか客を掴んでいるようで、長年にわたりこの地区で営業を続けている。

この周辺は広範囲に広がる住宅地域であり、夜間は家々が地に伏して真っ暗い状態となり〜
ネオン照明が華やかに色彩を散らして咲くのは、地上ではこの２店舗だけとなる。

夜中近くのこの場所から見上げる空は漆黒で星も無く、ツタヤ＆デニーズのネオン照明だけを地上に残して、屋根や建物の影は夜空の闇の世界に吸収されて同化している。

ーこの夜は家を出てから成城住宅（４階建て）の横を通るとモヌケノカラだった〜
新築なったNew住宅棟（９階建て）へと皆が移動したからなのだが、自転車など植物や等々が撤去された無人の４階住居は、夏の夜に恐ろしくもあった・・ー

ここは’〜世田谷区成城ー９丁目あたり

スーパーの冷気が恐い

夜中の２４時間スーパーに来ている客達は〜
男も女もバイクか自転車を使って単独で来ていたりする・・
また何故だかカップルで来ている若い客の姿が何組もあった！！

昨年の春にお世話になった歯医者さんの角を曲がって直進すると・・
めざす２４時間スーパーの明かりが筋となって通りの先方に見えて来た。
店側の安全管理の為なのだろうか、出入口が１ヶ所に制限された北口から入った。

入ったそこは２階へ上がるエスカレーターがロボットのベロの如く作動中であり〜
ATM機のコーナーがあったり、買物用カート＆カゴが集結して置かれていたり・・
花＆グリーン鉢物がずらり並んで売られている等のフロアとなっている。

カゴを手に取って食品フロアを巡ると、必要以上の過剰な冷気に襲われる〜
外との温度差が半端じゃなくこれはヤバイと・・恐怖を覚えた。
特に魚＆肉のコーナー近くは冷蔵庫と同じで寒さが強く、横の棚列へ逃げてパン等を選んだ。
又アイスが欲しいから狙いをつけて冷気でくもったケースを開けると、手早く六本入りアイス箱をカゴに取り込んでレジに並ぶと、買物を終えた・・。

ーこの夜は通りを吹く風の流れも無く〜
暑かった昼間の気温のままに夜の湿度が加わったから・・
べったりと息苦しさを感じて、なかなか寝つきの悪い夜となった・・ー

ここは’〜調布市入間町１丁目、西友にて・・