この青い駒形の橋に来るアクセスは、JR上野駅前から浅草通りを東へと向って直進すれば、誰でもが、簡単に、迷わずに、到達する事が出来る・・。そして橋を渡った先は墨田区の東駒形地域に入り、清澄通りと出逢う。
清澄通りを南に辿ると、両国から〜森下町〜清澄庭園〜門前仲町に出る・・そしてその先の相生橋を渡り切ると月島の街に突入する事になる。
駒形橋の浅草側は食の宝庫でもあるので、人気のある老舗が集っている〜川沿いの「うなぎの前川」は部屋から直に隅田川の流れが見えるし・・
「麦とろ」は5階以上もある白壁の会館となり遠来からの多くの客を集めてるようだ。
江戸の名残りか・・縄のれんが下がる「駒形どぜう」も良い感じを持続してる〜
稲荷町の実家からタクシーの初乗り料金で来れるので、両親を連れて何度か来た事がある・・そんな思い出が今も残っている名店だ。
「どぜう」屋の絵になる店構えと辺りの風景は今でもファツション誌などで、モデルを立たせた写真がページに載っていたり・・食事処としての趣きある造作の店内は、CM&ポスターでも使われていたりする。
◆泥鰌の地獄鍋ー
下町の暑い夏を乗り切る為に母が作っていた料理で父の好物でもあった・・
近所の豆腐屋で二三丁分の固まりを買って鍋に水をはり、生きた泥鰌も一緒にいれて、 火にかけると泥鰌がバラバラと暴れてやがて静かになる(注ー必ず蓋をする事)
蓋を開けて覗くと逃げ場を失った奴らの全部が豆腐の中に潜っている・・
そこに醤油・酒・みりん・砂糖で煮付けると完成する・・。
適当に掬って鉢に取り、七味&ネギの薬味でいただきます〜
ー橋の東詰めを渡り切ると墨田区に入る、頭上の高所を高速6号向島線が・・
隅田川に沿って何処迄も、どこまでも繋がって伸びて行く〜
ひとつの橋を渡って・・また一つの橋へと向うー
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